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【閉店】 コンビニの終焉
 近所のコンビニが、入居先のビルの建て替えで閉店となった。建て替え後に営業を再開するとのことだが、それは1年半後。駅前のコンビニで利用頻度が高そうな立地だっただけに、不便を強いられている人も少なくないだろう。まあ、私はそもそもコンビニを多用する人間ではなかったので、さほど不便とは思っていないのだが。

 私はコンビニの閉店する過程を知らなかったので、初めてその経過を見ることができたのだが、飲料を含め、数日前から入荷が止まってしまうようで、2日前には、ペットボトルの飲料として、1リットルの充実野菜とお腹が気になる人が飲む黒烏龍茶が淋しく並んでいるだけ。ビールもコーラもイエモンも水も何もかもがない。アイスも回転の少ないハーゲンダッツが残っているだけで、ガリガリ君1本も存在していなかった。そして公共料金などの払い込み、宅配便、その他様々なサービスは閉店の1週間以上前に終了しており、銀行ATMも存在せず。本は返品可能なシステムだからか、潤沢に置いてあった。棚は半分以上が整理され、「閑散」という言葉が似合う店内だった。
 そんな中、弁当やパンは普通に入荷されているようで。てか、飲み物がないんじゃー買う気も起きないよ。辛うじてコンビニの外徒歩10秒のところに自販機があるのが救いである。
 それでも夜に同じ場所を通った頃には、充実野菜がほんの少し残っているだけで、黒烏龍茶は完売。店内の品物も殆どなくなっていた。意外と売れるもんだ。

 閉店の日、朝八時を以て閉店となった店の前を12時頃に通りかかったが、まだいくつか品物は残っていたようだった。これはまとめて処分されてしまったのだろうか。食料・飲料は廃棄なのかな。店内で片付けをしていた店員の肩が非常に寂しそうだった。彼らの明日からの食い扶持はあるんだろうかと、余計な心配をしてみたりする今日この頃。ええ、自分のことを差し置いて言っていながら、自分も本当は心配されるほうなんですが。
by hidemite | 2008-05-12 18:54 | 日常
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