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【閉店】 めぐり
 先週末に星川に行った時、デンコードーが閉店するということで閉店大セールをしていた。どうやら新製品が安いケーズデンキに会社が吸収されたようで、新しくケーズデンキに生まれ変わるのだそうだ。私がデンコードーという店名を知ったのは、ここ星川にあるホームセンターコーナンと同じ場所にあったからで、そもそも先週末まで1度たりとも足を運んだことがなかった、というのもコーナンが1階(一部商品は2階)で、デンコードーが2階なため、そもそもフロアが違うと興味が起きないものだ。そもそもコーナンに木を買いに行く以外の理由がないのだ。じゃあなんでデンコードーに入ったかというと、たまたま車でその地に訪れたに他ならない。いつもは相鉄の星川駅から徒歩で利用していた。
 その閉店セールでは意外と掘り出し物が店頭価格の半額という安値で置いてあり、調子に乗っていくつか小物を衝動買いをしてしまったのだ。んで、今週。そういやデンコードーって他にもないのかなーと思い、検索してみると何と13日で閉店の店舗が続々出てくる。神奈川県においても南西部の横須賀と逗子と鎌倉にデンコードーを発見したので、意を決して2匹目の鰌を狙ったのだ。そして、前回ほど大きなインパクトはなかったものの、そこそこ衝動買い。

 しかし、星川の店(4月中に再オープン)と違い、この3店舗は完全な店じまいのため、もう殆どの商品を売り切っていた。さながらスーパーの挽肉コーナー並で、いいものもそこそこのものも含め、白物家電の全てが売り尽くされていた。もうね、全てが売り切れているから、店舗の広さも縮小して元の広さの1/5くらいしか使っていないながらも、棚にはあまり品物も載っていない状況。鎌倉の店は、もともとが大きい店舗だったためかノートパソコンがいくつか残っていたけど、3店舗とも「ああ、店が終わるって事はこういうことなんだ」と、今日がはじめての入店なのに、何故だか悲しくなってくるような雰囲気だった。最後の1アイテムまで売り切りたい店の従業員はいつにも増して大きな声でいらっしゃいませを連呼し、赤白の紅白幕に囲まれた店舗内がちょっと異様な光景として何ともいえないミスマッチ具合だ。まあ、白黒だと縁起も良くないし、仕方ないのかもね。
 てかその前に閉店セールを狙って3店舗もはしごすること自体(つまり俺)が馬鹿らしいよね。さしずめ閉店めぐりといったところだろうか。てか、そもそも大小に関係なく一気に3店舗も閉鎖するような環境ってのは、もう2度とお目にかかることはないのかもしれない。しかも東京と神奈川が最後の砦だったのね。もともと東北を中心に展開していたデンコードーは、その地域だけは既に2月にケーズデンキになっていたことを、先ほど調べてはじめて知った。

 さ、日付が変わった今日が、デンコードーとのお別れの日。小物も店頭価格より10%引きだったので、自転車でいける距離なら記念に行ってみるのが良いかも。品物的には交通費の分赤字になってしまう位のものしかないので、目の色変えていくようなイベントではないから、そこのところは十分に留意していただきたい。
 でも、こうして「街の電気屋さん」的なお店は淘汰されていくんだろうなー。電気屋だけで済めばいいけど、郊外に住み辛くなってくる要因がどんどん増えている気もするから、ますます都心と周辺部で格差がおきるよね(?)。
 その後小田原に行って、蒲鉾と地ビール買って帰宅。途中渋滞にも巻き込まれたが、久しぶりのスムーズなドライブで、ちょっぴりうれしかった今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
by hidemite | 2008-04-13 02:27 | 日常
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