雨降りしきる中、しまい忘れていた洗濯物を慌てて取り込み、
こっそり綱島温泉へ行ってみた今日この頃、皆さんは如何お過ごしだろうか。
何故行ったのか、特に理由はない。
敢えて言うとすれば、東急線の土休日回数券の期限が今日で切れてしまうからだ。
土休日回数券は、その名のとおりいわゆる「お休みの日」にしか使用できないが、その回数券の発行枚数はハンパなく、なんと14枚も発券される。260円区間であれば、2600円で14枚ということになるから、1枚あたり186円ということになる。有効期間は3ヶ月なので、7回横浜との距離を往復すれば使い切るから、およそ24分の7(土日2日×4週×3ヶ月=24)ということで3週間に2度使用するペースであれば断然お得だ。
しかし、今日のように、たまたま使わない期間が何週間か続くと、当然の如く使い切れなくなってくるわけで、そうなるとなりふりかまわず使わないと損した気分になってしまう。当然10枚以上使い切っていれば損することはないのが、この日記でも再三述べているように貧乏性の私としては決して無視することのできない額なのである。そこで、なんとかして使い切ろうと考えるに至ったのが、
なんか今日疲れたから、銭湯にでも行くかな。
…そういえば、「綱島温泉」ってなかったっけ?
そうだ、綱島へ、行こう。
その思いつきで綱島へ。駅を降りたものの、綱島温泉らしき看板もまったくなく、地図を見ても載っていないので、「ああ、これは駅からバスでも乗るのかね」と思いながら、バスの停留所案内を見ても一向に「綱島温泉」の文字はない。
「しまった、ガセネタか!」
と一瞬脳裏をよぎったが、早まる前に一度駅員さんに確認してみたら、
「ああ、東京園ね。その信号を右に曲がって1分でつくよ。」
…ん?東京園?
どうやら綱島にある温泉のお店の名前は
東京園というのだそうな。
しっかり温まらせていただきました。まさに健康ランド。
途中で電気風呂なるものにも入ったのですが、結構電気の力が強く、若干電気椅子我慢大会状態に。始めは指先が感電したときのように痺れ、徐々に慣れてくると痺れはなくなるが、気を抜くと指がグーの形になろうと縮こまるのよね。さらに容赦ない電流が私の腰とお尻と腸を直撃し、なんともいえない感覚が私を襲いました。
入浴料は400円。東京の銭湯と同じ価格ですので、広さと面白さで考えたら、オススメできる選択肢だと思いました。まあ、次行くのは何年後か知りませんけど。