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【W-ZERO3】 入力支援機能-「まるちたっぷ。」と「PQBox」を使う
 週の初めというのは、結構げんなりするものですね。ということは、その前の日はどうだったかというと、もっとげんなりするものですが、そんな中、久しぶりにZERO3をいじってみました。

 キーボードがついているのは便利なんですが、よくよく考えるとちょっとした入力でキーボード使うまでもないんだけどという時に、わざわざキーボードをスライドさせて画面を横にするのは疲れるものです。そこでソフトキーボードの登場なんですが、1マスが小さいので結局スタイラスを出さなければならず、ケータイみたいに入力できないのが悲しいところ。

 やっぱりケータイのように親指で入力できるものはないかなあと思い色々探していたのですが、そこで見つけたのが「まるちたっぷ。」と「PQBox(辞書はここから拝借)」です。

 まるちたっぷ。はまさにケータイの入力と同じような環境を用意してくれる代物です。そのまま使えば、IME等のFEPに値が引き渡されるので、違和感はありません。SIPの高さについては、私はそれなりに標準的な男の親指の大きさを持つ男ですが、デフォルトだとちょっと打ち間違うことがあるので、本当は200くらいがいいんですが、後に述べる理由により、170に設定しています。タイムアウトは1000ミリ秒に設定。

 PQBoxは予測変換を備えたPOBoxの派生バージョンになりますが、これをまるちたっぷ。と組み合わせることにしました。インストールパッケージは用意されていないので、とりあえずProgram FilesにLZHを解凍したフォルダごとコピーして、辞書はそのままだと使用できないので128を基数とした分割をします。words.txtとphraes.txtの二つをそれぞれ分割するとwords,phrasesのフォルダができるので、そいつらをルート下のdicというフォルダを新しく作って放り込みます。この状態で普通にPQBoxが使えるようになりますが、今回はまるちたっぷ。との合わせ技で臨むので、更なる設定をします。

 まず、PQBoxはSIPとは違うようなので、画面下部の「あ」とかをタップしても何も起きません。普通にソフトウェアを起動するといった感覚です。ですので、いつでも呼び出せるようにハードウェアキーに設定します。私はメールボタンに割り振りました。これでメールボタンを押すと直ぐに呼び出すことができます。
 次に、PQBoxの設定をします。PQBoxを起動し、上の段に並んでいる灰色の四角いマスから「メニュー」のマスをクリックし、「セットアップ」を選択。表示モードを「拡張」、ExTypeを「2」、インジケータ表示を非選択としました。必要に応じて色々と設定を変えてもいいかもしれません。
 その次に、まるちたっぷ。の設定。メモ帳とかでSIPを選択できる状態にし、オプションを選択。コンボボックスからまるちたっぷ。を選択し、オプションをタップ。ここで、SIPの高さを170にし、IMEをONにしないを選択。これで一応の設定は完了です。

 若干不安定なとき(IMEがオンになってしまう)もあるようですが、起動したり終了させたりの繰り返しでなんとかうまくいっている状態です。ただ、PQBoxを使っているときはカーソルが見えなくなるのが不満ですかね。もうすこしいじろうと思います。
by hidemite | 2006-01-30 11:52 | W-ZERO3
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