きのうで装具の踵の高さが0枚になり、ほぼ右足と同じ状態になった。相変わらず松葉杖は必須だが、今では段差のない場所なら、杖がなくても大丈夫なほどになっている。とはいえ油断は禁物だけど。踵の高さは徐々に低くしていったので、いままで剥がしていった踵の部品を積み上げると、これだけ高さが付いていたんだなと感心してしまい、如何に今まで不自由な生活を過ごしていたかを思い返させる。
今では家に帰ってきても、注意はすれど足にギプスを装着することはなくなった。ほぼ問題なく、そしてバランスよく二本足で立てるようになった。さすがに立ちながらズボンを履いたり、靴下を履いたりするのはまだ無理だが、パンツを脱ぐくらいならなんとかなる。
足首も、4週間前とは見違えるほど前後に動かせるようになった。とはいえ右足と比較すると、全然角度はつかない。また、右足は足首を動かすとふくらはぎの筋肉が大きく収縮するのだが、左足はほぼビクともしない。多少動いているかな、という感触が得られるだけなので、地面に着けるようにはなったものの、本当に順調に回復しているのか、不安が残る。
これから2週間、角度が0になった装具を履いて過ごして、問題がなければ晴れて装具とはサヨナラとなる。ようやく光が見えてきたが、まだまだ本調子には程遠い。せめて立ちながらズボンなどを履けるようにならないとなぁ。