【入院】 再断裂治療 6日目
 まだ色々なところに痛みはあるが、だいぶ治まってきた。足の痛みは置き場所さえ気をつければそれほど大きな痛みは起きない。とはいえうまい置き場所はなかなか見つからないもので、何度も位置を変えて対処する。尿道の痛みもそこそこなくなって、一遍に排出することができるようになった。きょうは一度ギプスを外して術部を消毒するということだが、担当医がいつ来るかはわからないのだという。

 それにしても、医師も看護師もとんだ激務だなあと、入院して改めて感じた。医師は外来患者を診て、手術もやって、手術後のケアもして、と空き時間を見つけては縦横無尽に駆け回る。一方の看護師も1人で何人もの患者を受け持ち、その患者の様々な要求に答えながら職務を遂行していく。大学病院は決して楽な病院じゃないとは噂に聞くが、それでもよほどの使命感がないと、とても務まらないものだと思った。

 担当医がやってきて、ギプスを外して消毒する時間がやってきた。ギプスが外れると、手術のために皮膚を切り開いた1本の線が見える。その長さはおよそ20センチ強で、筋肉の膨らみに沿って緩やかな曲線を描いていて、およそ1センチ間隔で結索されている。特に大きく腫れている部分もないので、経過は良好のようだが、やはりこの赤い線はインパクトが大きいものだ。1週間後抜糸をすることが決まり、改てギプスが巻かれた。

 何の問題もなく退院することができるようになり、きょうはその前祝いということで、売店でアイスとコーヒーを買うことにした。この1週間、自戒の意味も込めて余計なものを口にしないようにしてきたので、せめてもの御褒美である。でも、長い間我慢していたこともあって、こんな些細なことが大きな幸せにつながるのだ。8階の窓から見える景色とともに、アイスとコーヒーを口に含む。外だけ見ていれば、まるでおしゃれなカフェにいるかのようだ。しかし振り向けば病室という現実に引き戻される。

 ようやく明日、あの外の世界に戻れるのだ。とはいえ、3か月前に切ったあのスタートラインに再び戻るだけで、左足にはギプスが巻かれている。今回は手術で腱を仮止めすることができてはいるものの、自分の体重を支えることはできていない。おまけに、足の固定をちゃんとしなければならないためか、これまでよりきつくギプスが巻かれているので、すぐ浮腫んでしまうのだ。これで日常生活が送れるのか不安になるくらい。やはり前回よりマイナスのスタートなんだろうな。

 さて、退院にともなって気になるのが入院と手術にかかった費用である。運の悪いことに8月と9月に別れてしまったので、限度額の適用を受けられるかどうか。保険外の差額ベッド代だけで7万だからなぁ・・・
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by hidemite | 2013-09-02 20:06 | アキレス腱断裂
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