人気ブログランキング | 話題のタグを見る
【回胴】 わかりづらい、日本のパチスロ
 先日、パチンコ屋でパチスロをしていたら、店員から「あちらのお客様が目押しできないので、目押しをしていただけませんか?」と言われた。私も素人なので困ったなあ、と思いつつ、無碍に断ることもできないので、その人の台に行く。ちなみに台は、私も青7の目押しが苦手な「エヴァンゲリオンART」で、白REGだったので、青7の目押しをしなければならなかった。結局1度目押しをミスり、なんとか2回目で揃えた。最近は店員が目押しをしないことが徹底されているが、打ち手がそこそこ酷いとなんとか押してあげる事も少なくない。ただ、この機種に限って言えばそもそも目押しするのがツライので、客に頼んだのかな、と邪推する。

 で、その目押しが出来ない人は、日本人じゃなかった。ちゃんと話はしなかったけど、おそらく顔立ちから韓国系だと思う。なぜパチスロ店に来たのかが意味不明だし、その上何故エヴァに座ったのかはわからない。彼らは3人組で、そのうちの1人は、この機種が通常時は左から押さなきゃいけないのに、常にペナルティ音を響かせながら適当にリールを止めていた。ベルもどんどん揃うし、ビッグまでのコイン持ちを良くする新たな攻略法か?と思ってしまったくらい。

 海外のカジノでは、リールを一度回したら、自動でストップする。ただ、日本では「偶然性の要素を含む勝負」で金をかけるのは賭博という違法行為にあたるので、「自分でボタンを止める」という「技術介入がある」という形でこの問題をクリアしている(換金についてはよくわからんが、今のところ違法行為とは認められていない)。

 で、3つあるボタンを押さないといけないのだが、最近の機種のほとんどは、当たっている時と当たっていない時で、ルールが違うのだ。当たっていない時は「必ず最初の停止は左のリールを押せ(モノによっては中も可)」、当たった時は「画面に表示される順番で押せ」となる。このルール、初めてパチスロを打つ人にとっては「なんで?」となること請け合いだ。

 最近はパチンコ・パチスロの人口がどんどん減っているという。パチスロは2~3年前から復調の兆しが見えているが、去年から一発台が多くなり、また人口が減っているのではないかと思う。一発台は針の穴に糸を通すのを3~4回やってようやく勝てる台だから、そもそも勝てる確率が低い。ただ最近は、客が少なくて店が儲からないから、客側に還元しようという気持ちが薄く、どうしても客は一発台に頼らないといけない現状がある。鶏が先か卵が先か、という感じだとは思うけど。

 ただ、存在自体がいつも疑問視されているなかで、初心者にも分かりづらいルールが蔓延るこの業界。このままだと将来は暗くなる一方だな、と、ボーナス後数ゲームでコインが尽きて辞めていった韓国人を見ながら、思わず考えてしまいました。
by hidemite | 2013-04-23 23:40 | 日常
<< 【音楽】 Internet R... 【優勝】 佐藤琢磨、日本人初V! >>