【山陽四国旅】5日目 道後温泉→琴平
 きのうの疲れもあったため、きょうはゆっくり起きることにしました。幸いにも朝食なしプランだったため、チェックアウトの10時ギリギリまでゆったりと過ごします。朝風呂の露天は「城観の湯」といって松山城が見えることがウリのようですが、確かに松山城は見えました。凄く小さいけど。宝荘は道後温泉の中でも小高い丘の中腹に位置していますので、同じく駅前の丘の上に建つ松山城との間には遮るものが何もありません。あえて苦言を呈するならば、ほんの少し下に目を向けると、ソープランドの看板が丸見えなことくらいでしょうか。昭和の温泉街の香りが色濃く残っている街とも言えますね。で、道後温泉に来たら一度は入っておきたい本館ですが、私は過去に入ったことがあるので今回は入りませんでした。記念にと裏口をパチリ。
b0000480_1416523.jpg


 宿を後にして、きょうはきのうに引き続きお遍路かじり。道後温泉の近くには、石手寺、繁多寺、浄土寺の3つの寺があります。もう少し足を伸ばすと西林寺まで。きのう自転車であれだけ体を痛めつけたのに、きょうも徒歩で体にムチを打ちます。石手寺までは20分くらいとそれほど苦にはなりませんでしたが、次の繁多寺までは少しだけ経路を間違え、危うく道に迷いそうになりました。御遍路道には、ところどころ案内が置いてあり、交差点などで直進せずに曲がる必要があるときは「ここを曲がりなよ」と教えてくれるのですが、事前に私が調べていた所と曲がる所が違っていて、これはどうしたものかと悩みつつ、看板のほうが正しいだろうとそのまま指示に従ったのです。しかし、徐々に雲行きが怪しくなり、ついには交差点に見えるような場所に遭遇したのにもかかわらず、案内がないという事態に。
b0000480_14164932.jpg


 しばらく逡巡しても埒が明かず、結局携帯電話の地図機能に頼る始末。本当は使いたくなかったのですが、住宅街のど真ん中であれこれ考えていても、正しい道は見つかりません。結局、方向は間違っていなかったものの、まだまだだいぶ先だということがわかりました。やはり自分が調べていたところよりも、曲がるのが早すぎたようで、事前の調べであれば、曲がって一直線だったのですが、指示通りに行くと、曲がって、真っすぐ行って、曲がって、ということを多少繰り返す必要があったのでした。ただ、しばらくすると看板が現れたので、この道が本来の御遍路道ということなのでしょうね。案内図はなかなか微妙に役に立ちません。
b0000480_14153661.jpg


 次の浄土寺はすぐ見つかったものの、これ以上は時間がないということで、きょうも3箇所巡って終了。しかし、88箇所もめぐる人は、どうやって時間を捻出しているのでしょうか、非常に気になります。ただ、最近では車でお遍路をしたり、自転車だったりバイクだったりと、乗り物に頼る方法もありますし、人によってはタクシーを使う人もいるようです。さすがにタクシーともなると、御利益があるといえるかどうか・・・そういえば、石手寺で私の前に割り込んできたオバサンがいました。自分のことしか考えない人は、ホント最低だと思います。
b0000480_1415329.jpg


 浄土寺そばにある伊予鉄道久米駅から、松山駅を目指します。伊予鉄道は市内を走る路面電車と、郊外を走る普通の電車の二種類ありますが、この普通の電車は「郊外電車」と呼ばれます。郊外電車が最も位が高く、車と路面電車は郊外電車の通過を待ってから、ようやく前に進みます。ただ郊外電車は、JR松山駅に停車せず、少し離れた大手町駅に停車します。そこから5分ほど歩いて、JR松山駅に行き、特急列車に乗り、琴平へ。昼食は松山駅横にあるお弁当屋さん。300円の鯛めしが意外な美味しさ。松山牛コロッケは1個140円となかなかの値段でしたが、味もなかなかのものでした。
b0000480_14153046.jpg


 そういえば昔、本州から松山まで普通列車で来たことがありました。乗り継ぎに次ぐ乗り継ぎで、ほぼ丸一日かかった記憶がありますが、特急を使っても、およそ3時間。意外と四国って広いんですよね。途中の多度津駅では、現在試験走行中のフリーゲージトレインに思わず遭遇。しかし、琴平行きの列車の発車時刻だったので、写真は撮れませんでした。残念。
b0000480_1428320.jpg


 本日の宿は「琴平花壇」。過去に朝食のみプランで宿泊して、朝食が美味しかったことが記憶に残っていたので、ほぼ迷いなくここにしました。今回は夕食も付いたプランが頼め、一人旅行者からしてみれば非常に嬉しいのですが、そうでもしないと生き残っていけないのかと邪推してみたり。琴平は居酒屋が少なく、前回来た時は夕食難民に陥りそうになり、今回は夕食付きのプランが選べる旅館を探しました。ついでに温泉祭りを開催しているようで、別の旅館の風呂に1回入れる手形をもらいましたが、これが非常に使いにくい。ほとんどは土日のみ使用可でしたし、説明書きでは大丈夫なはずなのに、断られたりと、すべての旅館が協力的だとは思えないこの姿勢、うーん、いかがなものか。結局琴平花壇の旅館で十分満足という結果に。
b0000480_14152714.jpg


 夕食は牛づくしプランを選択。石焼やしゃぶしゃぶなど、これでもかというくらい牛が出て来ました。最後の締めの白米は、過去の記憶通り、粒が立っていて美味しいお米でした。お米が美味しいと、疲れも癒されます。およそ2万円という宿泊費ですが、たまの贅沢、これくらいは払っても、心のゆとりで十分お釣りが来ます。
b0000480_14152437.jpg


 さて明日は最終日、700段を超える階段を登って辿り着く金比羅山でお参りして、帰宅です。
[PR]
by hidemite | 2013-01-21 23:57 | 山陽・四国旅
<< 【山陽四国旅】6日目 琴平→東京 (参考) しまなみ海道、自転車... >>