【本】 会社は2年で辞めていい 
 もう少し経つと私の勤めている会社の社報に私が所属している部署が紹介され、そこの自己紹介に書いてある一言から1/1000くらいの確率でこのページに辿り着く人がいると思われ、1/500くらいの確率で私が変な人だということが明るみに出てしまいかねないと思いながら、既に別の意味で変な人だと思われているためもうどうでもいいかと諦めている今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。どちらが本当の姿なのかと問われても、どちらも本当ですとしか言いようがないのですが、きっと、仕事もせずにネットサーフィンしかしないお偉方なんかがこういうページを見つけちゃったりなんかして、私を見るや否や卑屈な笑みを浮かべる人もいるでしょう。若しくは、ああ見たよ、と声をかけてくれるかもしれません。まあ、そんな危険性もあってか、ある程度厭きられるまでは会社への文句を軽々しく書けそうにありません。ああ、会長には退場していただきたいなと思っていることくらいは書いても、人生なんとかなりますかね。もうね、勘違いも甚だしいかと。

 転職を考えていた過日、まあ、予備知識もなしにするのも如何なものかと、多少本も読んでみました。たまたまブックオフで100円だったので、表題にもある本「会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書)」を購入し読んでみました。まあ、努力はしたんだろうけど、何てこの人は環境に恵まれていたんだろうと思います。一時的に谷の時期があるとはいえ、うまくいき過ぎだよ。
 こういったうまく言った人の話というのは難しくて、時折「なんで私の言っている事が正しいことだっていうのをわからないのかなー」と若干高圧的に諭される気持ちになったりもしますし、本当にそんなにうまくいくんだろうかと疑心暗鬼にもなります。まあ、コロっと騙されて「ああそうか!その手があったか!」といとも簡単に食いついて地獄を見る人もいるのだと思いますが、そこそこ賢い人は、本に書いてあることを自分の立場に置き換えて、うまくこの世の中を渡っていくんでしょうね。私のように後ろ向きで常日頃から現実逃避を得意とする人間は、読んでいて「そんな人生送れたらいいんでしょうね」と斜に構えてしまいますが、向上心豊かな諸氏はこの本に書いてあることは非常に参考になるとは思います。あ、さっきと同じこと書いてるかも。

 会社をたった2~3年で辞めて、得られるものがそう多いとは思いません。特に私も未だにこの会社とは20%位しか肌が合っていないので、経験値はつめていますが、それは今の会社でのみ有効なもので、同業他社ですら必要とされない知識も多々あると思われます。自分の希望する会社であっても、必ずしも希望する仕事・部署に就くことはできないわけで、そうなった時にすぐ辞めるのか、それとも自己の勉強の場として割り切るか、それは個人の自由だと思いますが、著者のように専門性の高い仕事でない限り、安易な判断をすることは出来ない気がしています。そんな中、私は安易な判断をしないまま8年目に突入しているわけで、もうここまで来ると多くてあと2社くらいにしか所属できないでしょうから、下手な判断は出来ないんですよね。
 とまあ、私としては若干縁の遠かったお話が半分くらい入っていた本ですが、ああ世の中ってこういう考えを持っている人もいるんだなあ、と一つの参考にはなると思います。基本的に考え方には共感できる部分があるんですけどね、如何せん、コイツはうまくいきすぎだろう、と。前も言った気がしますが、なんで、こういう類のものって、失敗談があんまり出てない(または有名にならない)んでしょうね。反面教師のほうがずっとためになると思うんですけど。
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by hidemite | 2009-07-02 14:00 | 日常
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