【心】 あと少し
この道程を 何度重ねたことだろう

行き交う人々の中に紛れて 同じ一歩を踏み出して行く

時には駆け込み乗車をし 乗車できない時もある

時にはドア際を死守するも 揺れる電車で踏まれる足

それでも 満員電車が俺に生きる実感を与えてくれる

生きるとはこういうことなのか そんなことはないはずなのに

そうとしか思えない自分の心が 暗闇のなかで小さく光る

あと少し あと少し 希望を持てれば

世の中が色で満ちていくだろう


この嘘を 何度重ねたことだろう

例え嘘をついたとしても そんなに世の中は変わらないのに

いつしか自分自身でさえ その嘘に飲み込まれていく

いつしか周りの人間すらも 知らぬ間に傷つけていく

それでも その嘘で救われている自分がいる

生きるために必要なのか そんなことはないはずなのに

それを欠かせない自分の心が 暗闇のなかで小さく光る

あと少し あと少し 正直に生きれば

誰ひとり傷つけることなんてないだろう


夢を持たずして生きる人生ほど つまらないものはない

そういつも思っている

楽しいと思って生きようとすると なんだかうまくいかない

そんな自分がもどかしい

あと少し あと少し ほんの少しでいいから

僕に勇気をください

そして再び 生きる喜びを探そう
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by hidemite | 2009-02-25 01:53 | 詩・小説
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