<   2015年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧
【最終日】 道後温泉→東京
 長かった旅もきょうで最終日。とはいえきょうは昼の飛行機で帰るため、ほぼ宿から空港まで、ひいては家まで直行という道のりでしかありません。なのでゆったりしようと思っていましたが、朝食の時間が何故か7時、7時半、8時半と何故か入替えという理由で8時という選択肢がなく、さすがに8時半は遅いなと思って結局7時半を選ぶことになりました。結局は朝遅く起きることもかなわず、健康的な早起き生活を継続したわけですが、さすがに2日連続で長距離を歩いた疲れが溜まっていたようで、起きるのはしんどいものでした。

 道後温泉の土産屋は、当然10時から開店の店が多いのですが、お店によっては9時過ぎから開いている店もあって、これは朝早くこの街を後にしなければいけない旅行者にとっては大きな助けとなりました。空港である程度のモノは買えますが、やはり地元でないと買えない、というものもありますしね。残念だったのは商品名を忘れてしまいましたが、飛行機だと持ち帰りNGの商品があったこと。手頃な値段でなかなか見ないおみやげを買えるかな?と思ったら、お客さん飛行機はダメなんですよと言われてしまいました。なんでも気圧の関係で包装が破裂することがあるんだそうな。

 結局半分くらい道後温泉で購入して、残りは空港で購入。ウイダーインばりの容器にはいったみかんゼリーが大人気とのことで、空港ではどのおみやげ屋さんでもみかんゼリーが並んでいました。しかも品種でそれぞれ別に作っていたり、他の柑橘類でも作っているので、その数およそ10種類以上。それぞれのお店が競い合って商品を売り出していましたが、安いものでも1つ400円弱と結構高い。そんなにたくさん買って帰れないなと諦め、結局は適当なお菓子を買って、珍しい「ポンジュースもち」を買って、うどんを買って、終了。

 いつも帰りの飛行機と羽田からの京急に乗っている時に「今回の旅行はあっという間だったな」と振り返りますが、こういう旅行は果たしていつまで出来るのだろうかと考える時があります。基本は毎日移動しっぱなしですから、疲れが残っていくことを実感したら、移動距離を減らすなどするのかもしれません。そんなこと考えたくないな、いつまでもこんな旅行をしたいな、と思った今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
[PR]
by hidemite | 2015-05-21 21:58 | 徳島から道後温泉
【4日目】 宇和島→道後温泉
 当初の予定では、ここから各停を乗り継いでゆっくり旅をする予定でしたが、予定外のフリーパスの登場で特急にも乗ることが出来るようになったため、早めにホテルを出ることにしました。というのも、飛行機の予約を取った段階ではオマケの1日と考えていたので、昼には飛び立つ飛行機を予約し、松山周辺の寺は朝回ればいいかなという程度に思っていたのですが、後々よく調べたら朝ものすごく早くに出ないといけないことが判明。無理するかどうか悩んでいたのですが、きょうの行程を特急で見直すと、意外と今日中にまわりきれそうなことがわかりました。そのため宇和島城の見学はすっとばして、朝8時半の特急に乗車しました。

 そしておよそ20分で卯之町に到着。43番明石寺を目指します。この明石寺、卯之町の駅からの直線距離は近く見えるのですが、四国八十八か所霊場会のホームページを見ると、どうやらぐるっと遠回りしなければなりません。ざっと地図を見たときにおよそ山の中にあるように見えましたが、駅に到着してそれが現実になりました。しかしこの卯之町、特急の途中駅にしてはなかなかに栄えています。街の一角には江戸時代からの商家などがそのまま残っていて、なかなか風情のある街並みがあったり、愛媛県歴史文化博物館というとてつもなく大きい建物があったりするからかもしれません。宇和高校もあるということは、宇和島よりもむしろこちらのほうが昔は町として栄えていたのではと思ってしまいます。

 明石寺に向かうルートも、徒歩用のショートカットらしき道が案内されていました。昨日の悲しみは残しつつ、きょうは特に大きな池はないということは確認済みだったので、それほど心配せずに細い道に入っていきました。今回は多少、車の道よりも近かったのではと思います。再び車道と合流すると、そこからダラダラと長い坂が続きます。時刻は朝の9時半ですが、とにかくきょうは暑い。途中木陰があれば風も吹いて涼しいのですが、日当たり良好で遮るものが何もない道では、もう夏も半ばなんじゃないかという暑さに体が悲鳴をあげそうになります。

 きょうも団体のお遍路ツアーが先に来ていて、おそらくそのメンバーの分全員の納経が行われていたようで、なかなか自分のものをお願いするのに時間がかかってしまいました。とはいえ5分程度ではありますが、なんか、その大量の書のあとの私の出番だったので、気持ち流れ作業でやっているように見えてしまいました。いや、この人は書くのが早い人なんだと自分に言い聞かせて、寺をあとにします。

 当初は明石寺に到着するのが10時前で、往復する余裕しかないかなと思っていたのですが、まだ9時40分くらいだったので、時間に少し余裕ができました。そこでふと別の看板が目に入り「宇和文化の里こちら」の文字に惹かれ、別ルートから帰ることにしました。さきほど卯之町のことを書きましたが、まだ明石寺に来た段階では、そのどちらも訪れているわけではなくとりあえず寺を目指しただけですから、時間に余裕ができた今となっては、挑戦するに値します。なんとなく宇和文化の里と文化博物館の場所はわかっていたので、どちらに辿り着いても30分あれば帰れるとふんで、その道に入っていきました。

 どうやらこの道は登山ルートの別の場所のようで、結局山の中を通っていく羽目に。とはいえそこまでジメジメしていないし、今回は下山となるので気が楽です。ただ、この帰り道でまた失敗を冒してしまいました。山を下山して普通の道に戻ったら、左手に公園のような広場があり、宇和文化の里の薬草園と書いてありました。ということは、この先が文化の里なのかなと思いつつ、階段が見えたので、多少上るのかなと思っていたらまさかの先ほど下ってきたくらいの高さを再び階段で上っていく事態に。

 辿り着いたのは歴史文化博物館で、明石寺の行きのルートの時に、山のはるか高い頂のような場所に大きな文字で「愛媛県歴史文化博物館」と書かれていたのを見て、今回はあの博物館までは行けないなと思っていた場所。途中で何度も引き返そうと思いつつも、もう少しで着くかもしれないとズルズル上って行ったらこの有様です。文化博物館に行っても見る時間がないので、文化の里ぐらいにしておこうと思っていたのに結局来てしまい、挙句の果てにこの階段から来ると博物館の裏手に出るようで、まわりをぐるっと一周してしまいました。結局このロスタイムが響いて、文化の里はちらっと見るにとどまり、無料休憩所に入ることはできませんでした。

 いろいろと犠牲にして卯之町から予定時刻の特急に乗車。そして、次のテーマは「愛ある伊予灘線」を通過することです。宇和島から松山までは予讃線と、途中で内子線を使ってショートカットするルートもあって、特急はすべて内子線を経由します。一方で予讃線は一部区間海沿いを走る。そうです、山の中の変わらない景色よりも、海の傍を走って青い世界を見ることを私は選んだのです。しかし、この愛ある伊予灘線のルートは、これまた需要の低下で本数が少ない。乗り継ぎも当然スムースには行きません。

 そこでそれを逆手にとって、この待つタイミングで昼食を済ませようと考えました。きのうまで満足に昼食を取れていないため、きょうこそはと。八幡浜と伊予大津のどちらで降りたほうが効率的に昼食を取れるか調べたところ、八幡浜に「いわゆる駅ナカがありまっせ」という記事を発見。これに従って八幡浜で降ります。駅ナカというくらいだから、多少は凝っているのかなと思いきや・・・暖簾に駅ナカと書いているだけで、風貌は普通の駅に併設している食堂と何ら変わりありません。とはいえここで昼食をとることは決めましたから、その駅ナカ食堂に入っていきます。おすすめはちゃんぽんだそうで、まあ特別なちゃんぽんかといわれると返答に困りますが、美味しく食べられるちゃんぽんでした。

 そして普通列車に乗り込み、愛ある伊予灘線を通ります。もともと内陸で分岐しているので、しばらくは同じ山の景色ですがある瞬間、一気に左側の視界が青くなり海一色となります。遠くまで見通せる海は、いつみても気持ちがいいものです。そんな楽しい時間は20分ほどしかありませんが、苦労して選んだ甲斐がありました。

 そんなこんなで松山駅には14時前に到着。この時間なら当初予定していた52番太山寺と53番円明寺も回れそうです。しかし、この2つの寺は2~3キロしか離れていませんが、松山からはここに行く手段をさすがに徒歩にはできない距離があります。53番円明寺のほうは、伊予和気という駅からすぐですが、よくよく調べるとこの伊予和気に停まる普通列車が全然ありません。30分待てばこの電車が来るということで、しばらく待ってJRに乗りました。そして本当に円明寺は駅からスグ。一方で太山寺は結構な徒歩の距離です。この旅最後のお寺さんは、またもや名前の通りの山の中。慣れっことはいえ、最後の最後まで試練を与えてきます。

 そして本当の最後の試練はその太山寺からの帰り道にありました。もともと先に太山寺に行かなかったのは、予讃線の電車が伊予和気に何時に来るのか考えたくなかったからです。一方で海側は伊予電鉄が日中15分間隔で走っているので、太山寺近くのバスに乗り遅れても、最悪海岸目指せばなんとか電車にありつけると思っていました。残念なことにやはりバスはすでに数分前に出発。一つは50分後くらい、もう一つも20分以上こなさそうなので、一気に徒歩で気力を振り絞りました。案の定、この50分後くらいだったバスは同じ到着駅を目指していましたが、駅の数百メートル手前で抜かされてしまいました。待っていたほうが良かったのか・・・

 きょうの宿は道後温泉の道後館。道後温泉に来るたびにこのでかい建物に泊まってみたいなぁと思っていたのですが、今回平日ということもあってか1人旅応援プランがあって一人でも泊まれることが判明。1日目の夜になんとか忘れずに予約した宿で、やはり雰囲気は高級旅館。夕食はつかないプランだったので、適当な居酒屋で海の幸を少し食べました。大阪から来た夫婦がいて、韓国から来ていた旅行者もいて、いろんな人がいた小さな居酒屋でしたが、大阪のおばちゃんが、日本語のたどたどしい韓国人に対して「これが大阪のおばちゃんやで。よう覚えとき」とおおらかに話していて、ちょっとだけ心配になったのはここだけの話。

 道後館の温泉はやはり大型の高級旅館だけあって物凄い広いです。軽いスーパー銭湯並みと設備も充実。マッサージ機もありました。ちょっと露天風呂が狭く感じたのと、塩素のにおいがわずかにしたのは、この規模の旅館なら仕方のないことなのかもしれません。

 長かった旅もようやく終わり、いま納経帳を見返したら、ようやく44か所まわりました。3回でちょうど半分。少なくとももう3回四国に来なければ88か所回れないのか・・・お遍路が旅のメインではないので、どうしてもこうなってしまいますかね。まあ何年後かに来た時には、あまり無理せずに続けていこうと思います。結構年食った人もたくさんお遍路しているし、一生かけて納経帳が埋まればいいかな。

 さて、明日はお土産買って午後には東京に帰ってくるくらい何もやることはありません。最後の日くらいゆっくり風呂に入ってチェックアウトしようかな。
[PR]
by hidemite | 2015-05-20 22:25 | 徳島から道後温泉
【3日目】 高知→宇和島
 昨日の祈りが通じたのか、朝起きたら雨は止んでいました。まだ山のほうは雲がかかっていてこれから山に向かうわけですから、まだ油断はできません。とはいえ、今日こそは念願の昼ご飯タイムを手に入れるべく、昨日の夜に様々な案を考えました。そのせいでちょっと寝不足です。というか、昨日の夕食でもまた酒が進んでしまい、部屋に戻って横になっていたら3時間ほど寝てしまい、風呂が閉じる30分前に奇跡的に起きるという形だったので、みすみす3時間分を無駄にしてしまったわけです。

 きょうは10時前の特急に乗ることを決めていたので、昨日より30分ほどゆっくりできます。7時半過ぎに起きて8時前に朝食会場に到着し、和洋折衷のバイキング。バイキングとなるとどうしても沢山取ってしまう性格をぐっとこらえて適量を心掛けて食材を選びます。豚しゃぶサラダという珍しいものもありましたが、サラダの量は申し訳程度で、隣のサラダバイキングからも拝借。それでも豚を取りすぎてしまったようで、あまりサラダ感がなかった自分の盛り付けに後悔したことと、思いのほかソーセージが残念だったことを除けば、非常に楽しく美味しいバイキングでした。やはり高いところはそれなりだし、充実していれば客もあつまる。その対価はおよそ2万円ちょっとなわけですが、特に高知の夜の街を出歩きたいと思わなければ、この選択肢はアリだと思いました。風呂にこだわりがある人限定ではありますが。

 ところで、朝の風呂は男性と女性が入れ替わります。夜女性が入れる風呂場はちょうど大通り側で、男声は裏通りなので、女性側はがっちりガードされているうえに、露天も少し小さ目。きっと朝入った女性は皆「露天はこっちのほうが良いよね」ということでしょう。夜間に合って本当に良かったと思いました。風呂上がりのひと時を楽しんでゆったり準備して、テレビで真矢みきもビリギャルだったとどうでもいい話をかいつまんで聞いていたら9時を過ぎ、結構いい時間になってしまい、慌てて宿を後にしました。

 宿の目の前は路面電車の停留所で、途中1回の乗り換えがあるものの、そこそこスムースに高知駅まで辿り着きました。しかし、路面電車の生活が染みついているのか、車を運転する人は皆プロ級の腕前で、自分の車が電車と接触しない距離はいかほどなのかを周知していて、皆ギリギリのポジション取りをしています。電車の運転士さんも警笛を鳴らして速度を落として走るのですが、こちらも慣れたものなのでしょうね。

 昨日のうちに切符はすでに購入していたので、そのまま改札を通って特急列車へ。宇和島までで1回、高知までで1回それぞれ途中下車したいとみどりの窓口で相談したら、四万十・宇和海フリー切符の存在を教えてくれました。およそ5千円で、高知から松山までに加えて、窪川から宇和島までと、くろしお鉄道らへんが乗り降りし放題という切符です。特急の自由席にも乗り放題で、有効期間は4日間もあります。もう1泊してもいいくらいの切符ですが、時間の関係と、既に四万十川は行ったことがあるので今回は贅沢に2日間で使い切ります。

 特急では特に何もすることがないので、とりあえず寝て体力を温存します。とはいえ寝過ごしてはいけないので微妙なところですが、そこは目覚ましで回避。そして1時間ほどで窪川に到着します。この窪川から宇和島方面への列車はなんと1日に8本。しかも、10時のあとは13時と3時間も開いている上に、特急電車との乗り継ぎもそれほど考慮されていないため、かなり不遇な人生を歩んでいる路線です。

 そこで昨日考えたのは、この窪川の乗り換え時間を逆転の発想で多めにとって、昼飯を食べちゃおうという作戦。窪川駅の近くで食事ができる場所はないか探しましたが、ネットでは決め手がみつからず、唯一の可能性があるのが道の駅あぐり窪川。窪川と名前がついているものの、鉄道の駅でいえばその1つ前の駅のほうが近そうな場所にあり、窪川からは徒歩30分というギリギリ許せる時間です。窪川の到着が11時で、次に乗る列車が13時20分なので、まる2時間はあります。30分歩いて1時間以内にメシを食えば完全な勝利です。

 しかしなんと!道の駅に着いたら、食堂がまさかの満席!これは完全に想定外でした。土産物も、いま買って荷物になるのも嫌なので結局骨折り損の徒歩。まあ、駅前に適当な食堂があるからそこで食べることを決め、来た道をそのまま淋しく戻りました。こういう時って、どっと疲れが出ます。

 窪川駅近くで「そうだ、来るとき駅の反対側の道もあったから、そっち側も見てみよう」と進路を少し変更。とはいえ大きな自由通路があるため、駅の入り口の反対側の道路でも5分あれば駅舎にたどり着けます。あとで気が付いたのですが、ちょうど窪川駅の線路を挟むようにして、四万十川市の庁舎が東西に建ち、その3階が連絡通路で結ばれている形なんですね。これは頭いいことを考えたもんだと感心しました。

 で、駅の反対側にあったのが地元の人が野菜を陳列したりするスーパー。Aコープの商品が置いてあったのでその系統でしょうか。そこに冷たいうどんでもあればと思っていたら、うどんはないものの、そうめんを発見。そういえば先ほどの道の駅近辺でもそうめんが置いてあったと思い出し、このあたりはそうめんなんだと自分の心に言い聞かせてそうめんパックを購入。あとはカツの太巻き。450円なり。結局は弁当になってしまいましたが、昼ご飯を食べられた達成感でそんなことは全部吹っ飛んでしまいました。これで午後の徒歩も気合いがはいります。

 ご飯を食べてもゆうゆうと出発時刻に間に合い、宇和島方面のホームに向かいます。と、そこには海洋堂ホビートレインという企画列車が存在していました。不思議なラッピングに加え、車内には海洋堂のフィギュアが置いてあります。ほぼアニメものですが、恐竜などもありました。ちゃんと確認していないのですが、おそらくプァン!と鳴るあのフォンの音も、恐竜の鳴き声にしているような気がしました。出発の時に鳴らしてくれます。ただ残念なのは、そこに乗ってくる乗客のほとんどが、このホビーに関心がなさそう。かくいう私もそこまでではないので、出発前に一度見て写真撮ってあとは・・・という感じ。平日だからかもしれませんが。

 およそ2時間後に伊予宮野下に到着。ここから徒歩で41番龍光寺、さらに徒歩で42番仏木寺を目指します。夕方はほぼ1時間間隔で列車があるので、ギリギリで逃すとガッカリしますがなんとか宿には辿り着ける環境ではあります。目標は17時59分の列車なので、残された時間はおよそ2時間半。下調べの段階で、仏木寺まではおよそ徒歩1時間とグーグル先生に聞いているので、おそらく間違いはないだろうと思います。

 龍光寺までの道のりは比較的簡単、というか、ほとんど田んぼなので遠くにお寺が見えるため位置関係を考えればそこが龍光寺だということはすぐわかりました。この龍光寺、ちょっと不思議なのは階段をまっすぐ上がっていって見えるものが神社であるということ。その神社までの階段の中腹に、左に本堂、右に太子堂がある形になっています。ほんと、それぞれのお寺の特徴が大きく違いますよね。

 納経を頼んだ時に、お寺の方に「スタンプ押しますか?」と聞かれました。なんでもことし1200年の記念の年なので、オリジナルスタンプも押しているそうなのですが、必要なければ断ってもいいと言うのです。私は折角なので「大丈夫です。押してください」と言いましたが、そもそもなんでこんな質問をしたのだろうと考えていた時に「前のが押されていなかったから要らないのかと思っていました」と言われて気づきました。40番までの寺は、数年前に回った寺だったのです。そこには確かにスタンプは押されていません。まあ、時代も感じられますから、いろんな形で納経帳には残しておきたいと思います。

 そして、ここから42番仏木寺を目指します。たまには遍路道を歩こうかと思ったことが、今回の旅の難所を経験することになろうとはその時は全く思っていませんでしたが、散々な目にあってしまいました。グーグルマップで調べた時には、県道の幹線道路をそのまままっすぐ行けば仏木寺に到着するのですが、どうやら遍路道はそちらではなく、仏木寺から直接北西を目指す形となっています。

 まずは、方角を示す看板の下に「車は通れません」の追加の看板。歩いて納得、急に民家の間のような場所を入ったかと思うと、ひと一人分の幅しかない野草が生い茂る道を永遠と歩き始めます。途中で大きな池を発見し、その池の周囲を歩くようになっていますが、この先どこかで通行止めになっているんじゃないかと何度も思う暗くてじめじめした道と、何度も引っかかった蜘蛛の糸で、本当にここが遍路道なのかと不安で一杯になり引き返そうかと思うと「四国の道」という頼りない看板が見えるので、それだけを信じて歩くこと30分。ようやく森の中を抜け出すことが出来ました。

それでもまだ残り3キロ。なんかショートカットすらできていないんじゃないかと思いつつ、さらに最後の難関、示している方向に道がないパターンの看板を発見。ここはもう勘しかありません。幸い高速道路沿いの北方向というのはわかっていたので、そこからつかず離れず、なるべく無駄足にならないような雰囲気のある道を見つけます。そしたら途中からバス停の看板が出てくるような道に出会い、大きな希望を持ち始めたその時、それっぽい建物を遠くに発見。無事5時ちょっと前に辿り着くことが出来ました。

 行きは伊予宮野下という駅から降りてきたのですが、龍光寺の案内板ではその1個先の務田の駅からの案内でした。もしやそっちの駅のほうが近かったのかと思い、帰りは県道を一直線に戻れば務田駅に戻れるので、そちらの駅を目指します、が、一向に駅は見えてこない。道の駅までの距離の看板は出てくるものの、鉄道の駅までの看板の表示は一切ありません。結構長い間辿り着いても光が見えてこないので、乾いたのどを潤すために道の駅に突入。せっかくなのでゆずソーダとよもぎもちを購入しました。ゆずソーダは果汁1%と書いてあったので馬鹿にしていましたが、1%でもちゃんと香りも味もします。むしろちょうどいい感じ。よもぎもちは正直今まで食ったよもぎもちの中でもトップを争うもちでした。

 列車の発車時刻まであと少し、希望を持って合っているであろう駅の方角を歩いて5分、ようやく駅の姿をとらえました。所謂簡易駅ですから、これでは確かに案内看板がないこともうなずけます。この距離ならあと5分かな、と思ったその時、急に駅の横にある踏切の警報機が鳴りだしました。これは間に合わないかもと、きょうイチの走りで駅まで走りましたが、逆方向の列車でした・・・俺の汗を返して!まあ目標の列車に乗れたのでよしとします。

 きょうの宿泊はホテルコーラル宇和島。ビジネスホテルは結構ありますが、大浴場がほとんどなく、ホテルコーラル宇和島は海の見える展望浴場がウリだったので、ここに決めました。ただ、駅から結構距離はありました。気軽に歩いて行ける距離ではありません。とはいえ、夕食は近くにかどやという店がありましたし、9時までならドラッグストアも開いているので、飲み物も安く購入できます。風呂はまあ、このレベルのホテルとしては上出来というところでしょうか。夜だと海も見えないので、明日の朝確認しようと思います。
[PR]
by hidemite | 2015-05-19 23:24 | 徳島から道後温泉
【2日目】 徳島→高知
 お酒を飲んで寝てしまったこともあり、翌日の準備をしていたら時計の針が0時を過ぎ、さらに最終日の道後温泉の宿を予約しなければならなかったので、一通り悩んでいたら結局寝る時間が1時頃になってしまった。とはいえこうした旅をしていると、朝は意外と早く起きられるもので、7時に起きてバッチリ朝食と朝風呂を済ませることができました。それにしても従業員が少ない。立地が悪くないだけに、本当に少しずつ残念な点が見つかる宿でした。

きょうは昨日と比べてまわるお寺の数が少ないので、時間に余裕があります。とはいえ、前回高知を旅したときに、西側の端の足摺岬をナメてかかって宿に着く時間を大幅にオーバーしてしまうという大失態をおかしてしまったため、油断は禁物。9時に宿を出発しました。

 一つ目のお寺は23番薬王寺。これはホテルから車で数分の場所にあるので、幸先のいいスタートを切ることができます。とはいえ本堂は結構階段を上らないと辿り着けません。車や電車で来ていればああ階段かと思う程度だけど、徒歩でちゃんとお遍路をしている人にとっては、山を越えて海沿いを歩き、数時間ぶりにようやく辿り着いたとおもったら最後に階段という最大の難関があるわけで、結構しんどいよなぁと思う。まあ、金比羅山に比べれば幾分ましかもしれませんが。

本堂からさらに階段を上がると、瑜祇塔という綺麗な建物があります。ここでは大日如来と、薬師如来を見ることができ、薬師如来を見るためには100円払わないといけないけど、ほかの資料としていろいろな掛け軸を見ることができます。印象的だったは、平等王や閻魔王などの10の王の掛け軸。そこには鬼と各世界にきた業の深い人間がどのような仕打ちを受けているかが示されていました。地獄絵図のようなものかな。この世界のことは全然知らないのでよくわかりませんが、ほとんどの絵の中で、火あぶりや舌を抜かれている人がいました。もうひとつ九想巻という絵巻物の模写が展示されていましたが、綺麗な女性が老いて死んで腐って骨になって最後は灯篭になるというひとつのストーリーが1本の巻物になっていました。よくよく見ると、この時代の絵って残酷なものは結構残酷ですね。現代の人が書いたらアウトじゃないでしょうか。

 そこから次の24番最御崎寺までは、延々と海岸沿いの国道を南に向かっていきます。この国道、交差点が非常に少ない一本道なので、信号が全然ありません。一方で一車線の上に追い抜き部分も殆どないため、トラックなどに捕まると急にスピードダウンします。そんなに飛ばしているわけではありませんが、目の前がトラックになると、景色の雄大さが一気にスケールダウンしてしまうので折角のドライブも気持ちガッカリします。

そうこうしているうちに、先に室戸岬に到着。確かお寺もこの辺り・・・と室戸岬の無人案内所に入ると、どうやらもう少し先まで走って、分岐する山道に入るようです。とりあえず室戸岬を見学。このあたりは結構ごつごつとした岩場で、波も荒いため押し寄せる波が岩場に当たり水飛沫がはじけ飛びます。さながら東映(?)のオープニングのようでした。しかし、ここでバーベキューをやって片づけない人も多いようです。結構ゴミが散らかっていました。しかも一見見える場所ではなく、岩場と岩場の隙間の場所。マナーの悪さはどの県でもあまり変わらないようです。

 そこから車を少し走らせて24番最御崎寺に到着。この寺の名前は「ほつみさきじ」と読むそうです。そういえば最の字ってほつとよむことがあったような気がすると思いながらも、最初はそう読むなんで思いませんでした。ちなみにこの寺では鐘つきの鐘とは別に鐘楼堂という、外からは鐘突き棒しか見えない特殊な建物があります。この建物は1468年に土佐藩二代目藩主の山内忠義が寄進したもので、昭和59年に新しいものが作られるまで現役で活躍していたようです。ちなみにNHKの除夜の鐘突きも何度かあったらしく、放送記念碑が建っていました。

 この本堂とは真逆の海側にちょっと進むと、室戸岬の灯台を間近に見ることができます。この灯台の特徴は日本一の一等レンズを使っていることが特徴だそうで、確かに物凄い大きい。光の届く範囲はおよそ49キロ先だそうですが、49キロ先でも見える世界は想像がつきませんね・・・さらにここはどうやら恋人の聖地なんだそうです。どうして灯台ってそういうものに選ばれやすいのでしょうね。一人で来た私はどういう顔でこの看板を見ればいいのでしょうか。

 続いて25番津照寺、26番金剛頂寺とお参り。金剛頂寺は寺の駐車場まではかなりの山道。おなじみすれ違う余裕のない道です。昨日から引き続き、結構な人達がお遍路めぐりをしているようで、車も多数停まっていますが、思ったよりすれ違いません。タイミングがいいのかどうか・・・とはいえ気を抜いていると出合い頭にガツンとぶつかってしまうので、運転には細心の注意をはらいます。この津照寺と金剛頂寺も、どちらも本堂までは長い階段を上らなければなりません。特に津照寺は角度が急で、確実に体力を奪っていきます。一方の金剛頂寺は、ちょうど61段で、厄年の数と一緒ということもあり「厄坂」と名前がついています。しかしこの厄坂、上から19段目に「女坂 19歳」、33段目に「女坂 33歳」と書いてあるにもかかわらず「男坂 42歳」の場所はどう数えても41段目になっています。これは男性と女性で数え方は違うのでしょうか。厄年61歳は61段なので、ますます謎です。今度調べてみよう。

 やはり山道を走ると時間はあっという間に経ってしまうもので、残すところあと1つとなったものの昼食をどうしようか悩みます。きのうはお寺をまわることに精一杯で、昼は途中の寺でいただいた施しのちくわだけでしたが、きょうはさすがにお昼を食べたい!と思っていたら国道沿いに道の駅「キラメッセ室戸」を見つけました。ここでささっと食べるかと駐車場に入るも、なんだか様子が変です。車が停まっていないのはこの時間帯だからかなと思うも、人の姿がほとんど見えません。建物に近づくと・・・なんと開いていない。月曜は定休日なんでしょうか。思わず力が抜けてしまいました。もう少し進んで奈半利に入るとローソンがあったので、速攻入っておにぎりとLチキを購入。そういや四国に来てまだうどん食ってないな・・・

 今日最後の27番神峯寺も、困難な山道の上にあるタイプでしたが、その困難さはこれまでよりもさらに険しい。道のほとんどが先を見通せません。カーブミラーはありますが、常に警笛鳴らせの看板が立っていました。この神峯寺は、階段の脇が庭園のように綺麗に刈り込まれ、その先に大きな杉の木があるというほかの寺にはない独特の雰囲気がありました。

 そうこうしているうちに、時間は4時前。まだ高知までは遠い場所ですから、急いで寺をあとにします。このタイミングで雨が降り始めました。なんとか行程中降らなくて良かったです。途中でちょっとした渋滞にはまり、まさか高知までこの渋滞が続くのかと不安になりましたが、途中から無料の高速道があって途中までショートカットすることができました。半分くらいナビに載っていなかったので、最近できた道なのかもしれません。

 きょうの宿は城西館という高級旅館。高知に来てまで高級旅館かと少し悩みましたが、この旅の宿を決めている段階で、初日はどちらに転ぶかわからないホテル、3日目の宇和島はビジネスホテル風の宿だったので、4日目の道後温泉で1人宿泊用のそこそこいい旅館に泊まれなければ全滅になってしまうことから、無理してこの旅館を選びました。とはいえ、ここを選んで良かったと思える気持ちのいい宿に当たりました。

 サービスは細かい指摘はあるものの、高級旅館らしく部屋に入った時のお茶は淹れてくれますし、おそらく平日の宿泊とだけあって1人の宿泊でも広くて悲しくなるくらいの10畳+ちょっとした洋間と豪華な部屋に案内されました。この雨で街中出歩いてご飯食べてビジネスホテルに戻るよりも、旅館のなかで完結したほうが結果として良かった気がします。お値段はそれなりに張りますが。

 夕食はプランによっては部屋出しもあるようですが、私は1人ということもあって、館内の小料理屋に案内されました。席はなんとカウンター。一気に贅沢感がアップしました。途中、カツオのたたきを塩で食べる場面に遭遇し、高知はこうやって食べるんだよなと美味しくいただいていましたが、料理人の方と話をしていると、なんときょうのカツオは中の下ですとハッキリ言われてしまいました。これでも十分美味しかったのに・・・もっと上のランクはどういう味がするのでしょうか。ちなみに6月と7月はいちばんカツオが美味しくない時期だそうです。

 私が夕食を開始した時間が遅かったので、途中から1人カウンターに残される形となりましたが、その分料理人の皆さんとお話できて楽しい時間を過ごせました。自分から話しかけるのは苦手ですが、話しかけられると思わずしゃべってしまい、会話が弾みました。なんでもウツボが美味しいという話。ただ、ウツボは鱧よりも骨が堅いので、調理は結構大変だったり、その特殊性から普段からおいておらず、予約のあった場合のみ買いに行くという形だったりするそうで、気軽に「ウツボください」とは言えないんだとか。あと、NHKの龍馬伝をやっていた時期は平日含め毎日予約で一杯だったそうですが、2年後には普段と同じに戻ったのだそうで。ホントブームって一過性のものですよね・・・

そのほか、金剛頂寺と最御崎寺は仲がよろしくないとか、お寺のウラ話もしていただきました。ただ、その時印象に残った言葉は「まあでも、儲かっているお寺さんはは88か所だけですから」。確かにこの四国には、御遍路の88か所以外にも多くのお寺があります。そんなお寺にお金を落としていく観光客はほとんどいないでしょう。別格というお寺も20あって、昔四国に来た時はそこに入りましたが、確かにきょうは私も途中にある別格はいいやと飛ばしてしまいました。きのう寺によってもお金が集まっていそうな寺とそうでなさそうな寺を見ましたが、そうでなさそうなほうの寺も、きっとほかに比べたら十分いいのでしょうね。四国のお寺の世界は奥が深そうです。

 さて明日は宇和島を目指します。レンタカーはきょうまでで、明日からは鉄道で移動するため、久々の徒歩です。この雨が夜中にやんでくれることを願いつつ、寝ることにします。
[PR]
by hidemite | 2015-05-18 23:50 | 徳島から道後温泉
【1日目】 羽田→徳島
 ひょんなことから5月に休みがとれたので、今年はお遍路の続きをしようと四国にターゲットを定めました。特に、徳島はあまり降り立ったことがないので、今回は徳島の一部と、高知、愛媛を巡ることに決めました。鉄道で行きづらいところも多かったため、レンタカーを借りることに。そういえば、四国ではよくレンタカーを借りるなぁ。前回四万十川に行くときも高知から借りていましたね。逆にいうと、それだけ鉄道が発達していないということですが。

 徳島空港へは8時55分羽田発の737を利用。737は久しぶりだなぁと思いながら客室に入ると、思わぬ狭さにガッカリ。新幹線の指定席よりこんなに狭かったっけ?とこれからの旅行が思いやられるなか、予約では埋まっていた隣の席に人が来なかったので、結果的には快適な空の旅に落ち着きました。前日あまりにも準備に時間がかかり、4時間しか睡眠時間が取れなかったので、あっという間に就寝。とはいえ寝ていられるのはほんの1時間で、一応目覚めはスッキリしたものの、きょう一日体力が持つか不安な幕開けとなりました。
b0000480_0255028.jpg


 徳島空港、今は徳島阿波踊り空港と愛称がついていますが、地方空港としては珍しく空港内にセブンイレブンがありました。なかなかこういった小さな空港にコンビニは見かけませんが、飛行機が離発着する時間以外は退屈でしょうから、採算は大丈夫なのかと心配になってしまいます。入り口には阿波踊りのモニュメントが。徐々に旅の雰囲気が出てきました。

 10時30分にレンタカーを借りて、早速似非お遍路の旅、スタートです。実はお遍路のお寺の番号1番は徳島県にあるのですが、きょうは室戸岬のほうへ向かうため、そちらに立ち寄る時間がありません。まずは吉野川南にある17番井戸寺を目指します。一応、お遍路のgooglemapがあるので、それを印刷して持っていきましたが、詳細はカーナビのほうが優秀なので、カーナビ頼りで行動します。ちゃんとお遍路の寺はデータとして入っているんですね。

 そこから16番観音寺、15番国分寺、14番常楽寺、13番大日寺と番号はさかのぼりますが、目指す方向へ向かっていきます。ちょうど1番からぐるっとUターンするルートを逆行している形です。そこからちょっと離れて18番恩山寺、19番立江寺へと向かいます。それにしても、何回かこういった旅をしていますが、市街地から近い場所は人が多いですね。ツアーもあったようで、何度も集団で行動している姿を見かけました。集団を見たときは「これは納経に時間がかかるかな・・・」と焦りましたが、どうやらその人たちはそこまではしないようです。とはいえ、行く所行く所駐車場が混んでいて、1か所では車を停めるのに10分ほど待たされてしまいました。日曜日というのも関係しているのかもしれません。

 そして20番鶴林寺へ。ここからは少々厄介な道のりが続きます。まず鶴林寺は近くの県道から横道に入ると5キロほどの山道を登っていかなければなりません。すれ違う余裕のない道で対向車が来ようものならもう大変。必死ですれ違えそうな空間を探さなければなりません。レンタカーを傷つけないように、ギリギリの戦いを強いられます。そこまで必死に登ってきた割に見晴らしは良くないのですが、一方のお寺は古いながらも堂々としていて、昔の人はよくこんなものを作れたなぁと感心してしまいます。

 21番太龍寺は、さらに山の奥にありますが、いまは麓からロープウェイが設置されていて、駐車場からものの10分でお寺に着きます。昔は車でも山の中腹から30分ほど徒歩で行かないといけなかったようです。まあ素直に文明の利器を利用させていただきます。しかしこのロープウェイがものすごく大きい。添乗員さんの話によると某物置と同規模、100人乗っても大丈夫だそうです。ロープウェイで頂上に着くと、そこにはきらびやかな案内石が。ロープウェイ効果なのか、お金が結構集まるのでしょうか。もうちょっと控えめのほうがいいんじゃないかなぁと思ったり思わなかったり。ちなみにロープウェイからの景色は絶景です。2500円と思わぬ高さですが、まあそれだけの価値はたしかにありました。
b0000480_0261355.jpg


 きょう目指す宿はもう少し先なのですが、実はもう一つ経由できるお寺があります。それが22番平等寺。しかし、21番太龍寺のお参りが終わったのは午後4時半。参拝は午後5時までなので、微妙な時間になってきました。もしダメだったら、明日宿から逆流して行かないといけません。それだけで1時間半のタイムロスになると、明日の行程にも影響が出そう・・・ナビに案内させたら到着予想時刻は奇跡の4時58分!結局道なりも順調でなんとか5時前に到着し、先に納経を済ませてからゆっくりお参りしました。後で見返してみたら、今日だけで10か所も回っていました。こんなの本当のお遍路にはほど遠いのですが、まあサラリーマンでできる限界もあるということで、なんとか許してもらえないかな。

 きょうの宿泊は徳島県南部の日和佐にある「ホテル 白い燈台」。海岸ギリギリに立っていて、なおかつ道路と海岸の高低差が大きいため、ロビーが5階になっています。露天風呂はその下の4階になりますが、そこから見える景色は、一面の海で非常に気持ちがいい。普段の温泉旅行では、多くが山奥の旅館なので、海しか見えない風景は結構新鮮だったりします。まあ本物の温泉ではないのかもしれませんが、一応肌はツルツルになるので悪い気はしません。夜は満天の星空というほどではありませんが、星がしっかり見えるので2度楽しめます。
b0000480_0261817.jpg


 残念なのは、立ち寄り湯が結構遅くまでやっているので、なんとなく宿泊の優越感を感じられません。まあ、毎日観光客がわんさか訪れるような立地でもないので、立ち寄り湯が重要な収入源になっているのだと思いますが、ちょっと忙しないかな。まあ翌日の朝は宿泊者限定なので、ゆったりできるでしょう。まあ、夕食はこんなものかな、というレベル。いきなり肉焼いてね、と言われたのには驚きました。天ぷらもすぐきちゃうし、ご飯の前に最後口にしたものが酢の物ですよ。景色がいいだけに、この2点はちょっといただけなかったなぁ。

 さて、明日もレンタカーに乗って室戸岬経由で高知に向かいます。明日から天気崩れるの、結構嫌なんだよなぁ。何とか寝ている間に通り過ぎてくれませんかね。
[PR]
by hidemite | 2015-05-17 23:29 | 徳島から道後温泉