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【山陽四国旅】6日目 琴平→東京
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 最終日はゆっくりしようと考えていたのですが、前日のプチお遍路に思ったより時間がかかり、琴平の宿の到着が遅くなってしまったため、こんぴらさん(金刀比羅宮)に登ることができず、持ち越しになってしまっていました。とはいえ、前々日の疲れはそう簡単に取れるわけはなく、きょうも7時と遅めの起床。朝風呂に入り、やっぱりご飯の美味しい朝食を食べ、9時にチェックアウト。
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 こんぴらさんの本宮は、785段の石段が有名で、お参りするのにそれだけの石段を登らないといけないわけですが、785段は、結構尋常じゃない階段の段数です。私は過去に一度行ったことがあるので、その過酷さを知っていて、できれば前日に行っておきたいと思っていました。だってきょうはもう、温泉に入れませんから。
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 さすがに火曜日の朝ともなると、観光客は殆どおらず、行きはすれ違い、追い抜きは数えるほどでした。途中300段くらいまでは、両側におみやげ屋さんがあります。どのお店も、この階段の頂上へ辿り着くことが大変だということを知っているため、「帰りに寄って行ってね」「荷物預かろうか」などど声をかけてくれます。そして、両側の土産屋がなくなってからが本番。門と参道のようなものがあるので、「あれ?今の場所未だ半分じゃなかったっけ?」と錯覚するような空間がありますが、そこを少し過ぎると、またすぐ先の見えない階段が現れます。
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 ここから400段頑張ってのぼると、本宮に到着。更に奥社があって、厳魂(いづたま)神社に辿り着くにはあと600段近く、合計1368段の階段を登りきらないといけません。今回は時間がないのでパス。しかし、琴平でうどんを食べようと頑張って息継ぎなしで登ったのですが、結局降りる頃にはバス出発の20分前。微妙な時間になり、空港でうどんを食べようと思ったら、空港のうどん屋がガッカリな品質で、本場のさぬきうどんを食べたかったなぁと若干の後悔。
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 帰りの飛行機は、777に変更。787にはいつになったら乗れるようになるのでしょうか。今回の旅は、これにて終了。まあ、なんだかんだいって充実した旅になりました。
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by hidemite | 2013-01-22 15:36 | 山陽・四国旅
【山陽四国旅】5日目 道後温泉→琴平
 きのうの疲れもあったため、きょうはゆっくり起きることにしました。幸いにも朝食なしプランだったため、チェックアウトの10時ギリギリまでゆったりと過ごします。朝風呂の露天は「城観の湯」といって松山城が見えることがウリのようですが、確かに松山城は見えました。凄く小さいけど。宝荘は道後温泉の中でも小高い丘の中腹に位置していますので、同じく駅前の丘の上に建つ松山城との間には遮るものが何もありません。あえて苦言を呈するならば、ほんの少し下に目を向けると、ソープランドの看板が丸見えなことくらいでしょうか。昭和の温泉街の香りが色濃く残っている街とも言えますね。で、道後温泉に来たら一度は入っておきたい本館ですが、私は過去に入ったことがあるので今回は入りませんでした。記念にと裏口をパチリ。
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 宿を後にして、きょうはきのうに引き続きお遍路かじり。道後温泉の近くには、石手寺、繁多寺、浄土寺の3つの寺があります。もう少し足を伸ばすと西林寺まで。きのう自転車であれだけ体を痛めつけたのに、きょうも徒歩で体にムチを打ちます。石手寺までは20分くらいとそれほど苦にはなりませんでしたが、次の繁多寺までは少しだけ経路を間違え、危うく道に迷いそうになりました。御遍路道には、ところどころ案内が置いてあり、交差点などで直進せずに曲がる必要があるときは「ここを曲がりなよ」と教えてくれるのですが、事前に私が調べていた所と曲がる所が違っていて、これはどうしたものかと悩みつつ、看板のほうが正しいだろうとそのまま指示に従ったのです。しかし、徐々に雲行きが怪しくなり、ついには交差点に見えるような場所に遭遇したのにもかかわらず、案内がないという事態に。
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 しばらく逡巡しても埒が明かず、結局携帯電話の地図機能に頼る始末。本当は使いたくなかったのですが、住宅街のど真ん中であれこれ考えていても、正しい道は見つかりません。結局、方向は間違っていなかったものの、まだまだだいぶ先だということがわかりました。やはり自分が調べていたところよりも、曲がるのが早すぎたようで、事前の調べであれば、曲がって一直線だったのですが、指示通りに行くと、曲がって、真っすぐ行って、曲がって、ということを多少繰り返す必要があったのでした。ただ、しばらくすると看板が現れたので、この道が本来の御遍路道ということなのでしょうね。案内図はなかなか微妙に役に立ちません。
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 次の浄土寺はすぐ見つかったものの、これ以上は時間がないということで、きょうも3箇所巡って終了。しかし、88箇所もめぐる人は、どうやって時間を捻出しているのでしょうか、非常に気になります。ただ、最近では車でお遍路をしたり、自転車だったりバイクだったりと、乗り物に頼る方法もありますし、人によってはタクシーを使う人もいるようです。さすがにタクシーともなると、御利益があるといえるかどうか・・・そういえば、石手寺で私の前に割り込んできたオバサンがいました。自分のことしか考えない人は、ホント最低だと思います。
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 浄土寺そばにある伊予鉄道久米駅から、松山駅を目指します。伊予鉄道は市内を走る路面電車と、郊外を走る普通の電車の二種類ありますが、この普通の電車は「郊外電車」と呼ばれます。郊外電車が最も位が高く、車と路面電車は郊外電車の通過を待ってから、ようやく前に進みます。ただ郊外電車は、JR松山駅に停車せず、少し離れた大手町駅に停車します。そこから5分ほど歩いて、JR松山駅に行き、特急列車に乗り、琴平へ。昼食は松山駅横にあるお弁当屋さん。300円の鯛めしが意外な美味しさ。松山牛コロッケは1個140円となかなかの値段でしたが、味もなかなかのものでした。
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 そういえば昔、本州から松山まで普通列車で来たことがありました。乗り継ぎに次ぐ乗り継ぎで、ほぼ丸一日かかった記憶がありますが、特急を使っても、およそ3時間。意外と四国って広いんですよね。途中の多度津駅では、現在試験走行中のフリーゲージトレインに思わず遭遇。しかし、琴平行きの列車の発車時刻だったので、写真は撮れませんでした。残念。
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 本日の宿は「琴平花壇」。過去に朝食のみプランで宿泊して、朝食が美味しかったことが記憶に残っていたので、ほぼ迷いなくここにしました。今回は夕食も付いたプランが頼め、一人旅行者からしてみれば非常に嬉しいのですが、そうでもしないと生き残っていけないのかと邪推してみたり。琴平は居酒屋が少なく、前回来た時は夕食難民に陥りそうになり、今回は夕食付きのプランが選べる旅館を探しました。ついでに温泉祭りを開催しているようで、別の旅館の風呂に1回入れる手形をもらいましたが、これが非常に使いにくい。ほとんどは土日のみ使用可でしたし、説明書きでは大丈夫なはずなのに、断られたりと、すべての旅館が協力的だとは思えないこの姿勢、うーん、いかがなものか。結局琴平花壇の旅館で十分満足という結果に。
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 夕食は牛づくしプランを選択。石焼やしゃぶしゃぶなど、これでもかというくらい牛が出て来ました。最後の締めの白米は、過去の記憶通り、粒が立っていて美味しいお米でした。お米が美味しいと、疲れも癒されます。およそ2万円という宿泊費ですが、たまの贅沢、これくらいは払っても、心のゆとりで十分お釣りが来ます。
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 さて明日は最終日、700段を超える階段を登って辿り着く金比羅山でお参りして、帰宅です。
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by hidemite | 2013-01-21 23:57 | 山陽・四国旅
(参考) しまなみ海道、自転車の所要時間
最後の橋で足が痙ったというレベルの人の、初心者ルート所要時間。
橋を渡りきった後から、次の橋を渡りきった後までの時間です。

07:30→07:35 尾道→向島 渡船を利用
→08:40 向 島→因 島 1時間
→09:30 因 島→生口島 1時間弱
→10:50 生口島→大三島 1時間半
→11:20 大三島→伯方島 30分
11:45→12:20 伯方島の道の駅で昼食
→12:50 伯方島→大島 昼食除き1時間
→13:50 大島→来島海峡大橋手前まで 1時間
13:50→14:00 小休憩
14:00→14:30 来島海峡大橋入口から出口まで
 足痙った時間を除けばおよそ20分

ちなみに、尾道から行ったほうが、緩やかな坂道が多いと感じました(その分長いけど)。レンタサイクルも7時から借りられるので、早めに行動したい方は尾道側からがオススメです。最後に大橋ですし。
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by hidemite | 2013-01-21 00:27 | 山陽・四国旅
【山陽四国旅】4日目 福山→しまなみ海道→道後温泉
 今日は結論から先に書きますと、途中で足が痙りました。途中でその可能性に気づいてはいましたが、まさか本当に痙るとは思いもよらず・・・やはりここ数年、殆ど自転車を運転していなかったこともあり、自転車の乗り方すら危うい・・・というか、スポーツタイプの自転車はあまり乗ったことがないので、お尻の置き方すら最初は戸惑うという始末。80キロ弱の自転車旅という道のり、本気ライダーは3時間、体力に自身のある人は6時間、普通の人は8~10時間と書いてあったので、一応休日に申し訳程度のバスケをやっている私としては7時間あれば走破できるかなと考えていたのですが、やっぱり8時間はかかってしまいました。運動のしていない30代がやるものではないなあと実感。20代のうちに経験しておけばよかったと後悔しました。
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 本当は7時過ぎの電車で行こうかなと思っていたのですが、余裕を見て1本早い電車に乗ります。レンタサイクルは、尾道駅では7時からレンタルしているので助かります(ほかの場所は8時から)。返却が17時と決まっているので、それまでには四国の今治駅に着いていなければいけません。おまけに、特急電車が16時45分を過ぎると、次が17時45分と、1時間近く待ちぼうけを食らってしまうので、できれば16時半に着きたい。さらには余裕があったら、お遍路さんで行っていない八十八ヶ所巡りを数箇所行きたい。という欲張りプランを立てました。
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 尾道駅から向かい側の向島には、渡船で行きます。尾道大橋も使えるのですが、狭くて危険だということなので、最初から無駄に体力を使うこともないだろうと素直に渡船を利用。早朝は12分に1本との事ですが、乗船者はまさかの私一人だけでした。船のおじさんと話したところ「物好きなやつだねぇ」と一言。今治まで行く人に全員言っているんだと後で種明かしされますが、やはり普通の人が向こう側まで行くというケースはそんなに多くないようで。ただ、初心者ルートには、路肩の白線の外側にブルーのラインが引いてあることを教えてくれました。それに沿っていけば、少なくとも道に迷うことはなさそうです。
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 向島に着いて早速青い線を確認。とともに「今治まで75キロ」という表示を見ます。この時は「やってやるぞ」という気持ち100%で臨んでいました。こうやって書く、ということは、途中でどんどんその率が落ちていくわけですが・・・セブンイレブンで軽い朝食を取り、いざ出陣。軽快に自転車を漕ぎ出します。久しぶりのギア付き自転車に、ここまで速く走れるのかと感動しつつ、思い切りペダルを漕ぎ続けるほど数分、よく考えたらこのままハイペースで行くと、途中で燃料切れするなあ、と思い、すぐさま余裕を持った走りに切り替えました。
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 そして最初の関門、向島大橋に到着。やはり高い。あの橋にどうやったらたどり着けるのだろうと少しビビリますが、この橋がこの先何回もあることを考えると、しょっぱなからくじけるわけにはいきません。とはいえ、実際に登り坂を登りだすと・・・ツライ。立ち漕ぎは最終手段にするとして、ギアをどんどん下に下げていきます。あまり下げ過ぎると前に進まなくなるので、体と相談しながら適当なギアを探します。しかし、登りながら「これは、最後まで走りきれるのだろうか」という疑問がふわっと浮き出て来ました。なにせ自転車漕ぐ以外何もしていないものですから、どんどんネガティブなことばかり浮かんでくる。そうこうしている間に、ようやく橋の入口に到着。しかし、あれ、橋の上通れるんじゃないの?と拍子抜け。レインボーブリッジのように、橋の道路の下側を走ることに。おまけに景色は鉄骨に邪魔され、殆ど見えず・・・風情も何もあったものではありません。
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 橋を渡り切ると今度は下り坂です。橋に辿り着くための自転車道は、およそ1キロあるので、登りで苦しんだ分、下りでは大きな開放感を味わうことができます。ただ、曲がりくねっているので適度にブレーキをかけないと山の中または海の中に突っ込むことになりかねません。こうしたなか、私より後に出発したと思われる、プロライダーの方々が、続々と私を抜いていきます。自分の不甲斐なさを感じると同時に、結構自転車で通行する人はいるんだなぁと感心。とひと考えしているうちに彼らの背中は、あっという間に消えて行きました。まあ、私は走破が目的ですから、マイペースで頑張ります。既に2島目の因島で、坂道を登りきれず手押しに。まだ3分の1も過ぎていないというのに、先が思いやられる態勢が、徐々に整いつつあるようです。
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 因島を越える生口橋からは、問題なく橋の上を車と同じように駆け抜けることができました。途中興味を惹かれる撮影スポットに度々出くわしましたが、自転車から降りるのと、カメラを出すのが面倒で、橋以外の写真は殆ど撮らず。そうこうしているうちに、お腹がすいてきました。まだ11時だというのに、朝のおにぎり2つでは足りなかったということでしょうか。とはいえ、さきほどまで島にコンビニがあるなあ、と思っていたら、お腹がすき始めてから一向に食べる所が見つからない。生口島を出て多々羅大橋を渡ると、眼下に道の駅が見えましたが、道の駅に行こうとすると数百メートル戻ることになるという理由で、もう少し我慢。
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 で、5つ目の伯方島を出る前のところに道の駅があったので、そこで昼食を取ることに。地元産の天ぷら定食は、エビが甘く大満足でした。この伯方の文字で思い出すのは、あの独特のCMでお馴染み「伯方の塩」です。こちらの期待を裏切らず、塩だけで1コーナー確保するという、異常なまでの塩押しっぷりには、納得の2文字しか出て来ませんでした。ひと通り落ち着いて、最後の橋、来島海峡大橋へと向かいます。
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 来島海峡大橋は、第一、第二、第三と3つの大橋からなっていて、渡り切るのに20分を要するという、尾道側からすれば、最後の関門です。実はその前に、大島でひとつ関門がありまして、宮窪という、高速道路と交差するあたりの道が、軽い登り坂になっています。膝は大丈夫なものの、徐々に体は疲れを訴え始め、助走をつけて頑張れば登れる坂に対し、入り口から自転車を降りて手押し。あともう少しで最後の橋だ、体力を温存しなければ、という判断で手押しした自分を、プロのライダーが続々追い越していく。でも、この頃にはライダーに対する対抗心なんてありませんでした。とにかく渡り切るという目標しか前に見えません。そういう意味では富士山の登頂と似たような所があるのかもしれないな、と思いました。
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 そして、大橋に到着した時にアクシデントが起きます。なんと、左足のももの裏側が痙るという、なんとも情けない事態に。しかも、自転車を漕ぐにもフラフラしてしまう。これは不味いぞと自転車を降り、アキレス腱を伸ばす要領で、ももの裏を伸ばします。待つこと数分。なかなか回復せず、これは完全回復は暫く無理だなと判断、多少落ち着いたので勢いで渡り切ることを決意します。自転車を漕ぎ始め、なんとかいけそうと実感を持ったので、そのまま駆け抜けて事なきをえました。しかし、20分とはいえどあっという間。四国側の陸地が目前に迫り、そして橋を渡りきった瞬間、なんとも言えない達成感が私を包みました。
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 ただ、実際には橋を渡りきってゴールではなく、そこから今治までまだ数キロ残っています。時間は14時半ということで、まだ時間があるため、数カ所お遍路参りをすることに。旅の後半まで取っておいた、納経帳の出番がついにやってきました。余裕があれば全部で5箇所を目論んでいましたが、時間は無限にあるわけではなく、3箇所でいい時間になってしまっていました。
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 そして、今治駅近くのレンタサイクル屋で自転車を返却。自転車は借りるときに1日500円+保証料千円、というお金を払いますが、乗り捨ての場合、保証料は返却されません。一方で、レンタサイクル屋のおじさんに話を聞くと、道後温泉まではバスもある、とのこと。およそ1時間でノンストップ、運賃も特急利用より500円以上安いとだけあって、非常に魅力的でしたが、次のバスの発車時間まで1時間もあったので、結局特急電車を利用しました。
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 きょうの宿は「宝荘」。ちゃんとした旅館なのに、素泊まりで和室もオーケーという、なんとも太っ腹な宿です。この宿の特徴は、風呂場が3つあること、とのことですが、露天風呂は男女入れ替え制で1つずつ、夜と朝で時間を区切っているため、自由に入れないのは若干もどかしいですね。ご飯は道後温泉の本館そばにあるお店で。地ビールと一緒に地元料理を食べました。締めには鯛めし。
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 そんなこの日記は、翌日の移動中の特急電車の中で書いています。というのも、一風呂浴びて部屋に戻ってパソコンを目の前に、ぐっすり寝てしまったようです。やはりそれだけ疲れが溜まっていたんですねぇ。
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by hidemite | 2013-01-20 23:37 | 山陽・四国旅
【山陽四国旅】3日目 湯田温泉→尾道→福山
 久しぶりに規則正しい生活ができているせいか、目覚ましよりも早く起きてしまうという珍しい事態に。6時半だというのにまだ明るさを取り戻していない空を見て、一瞬夜の6時かと焦りましたが、よくよく考えればその場合チェックアウトの時間をだいぶ過ぎているので、お呼びがかかりますよね。ということで、まずは朝風呂、朝食へ。朝食はバイキング形式ということで、盛り過ぎに注意しながら取ります。といっても、そんなにたくさんとってやるぞ、という程の魅力あるラインナップではなく、ごくごく普通の和食。まあ、この方が宿にも客にも効率良いのはわかるのですが・・・並んでいるものが和食ばかりなので、いまいちパッとしません。なんとなく、バイキングは洋食がメインのほうが栄えますよね。
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 宿から駅までは30分近くかかるので、余裕をもって宿を後にします。なんせ山口線は、1時間に2本くらいしか列車がやって来ないので、1本乗り過ごすと折角早起きした分が無駄になってしまいます。余裕をもって駅に到着し、新山口駅まではスムースに来ることができましたが、新山口駅について愕然。なんと、こだま号は1時間に1本しかないことを、この時初めて知ったのです。30分に1本はあるだろう、との甘い見込みはいとも簡単に打ち砕かれ、結局宿を出る前にもうひとっ風呂浴びて出ても変わらない時間の新幹線になってしまっていました。
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 新幹線で三原まで乗り、その後尾道を目指します。明日、晴れていれば尾道から自転車でしまなみ海道を渡るわけですが、尾道を見学している余裕はないので、今日ふらっと立ち寄り。本当は尾道周辺で宿が取れればよかったのですが、ネットでは簡単に見つからず、事細かに調べるのも面倒だったので、最寄りの福山に宿を取りました。しかしこだま号は通過待ちをするので、遅いです。唯一の救いは、2+2のグリーン車風な座席配置と、前の座席に設けられている机+コンセント。パソコンを膝の上に置いて作業しなくていいのは、非常に助かります。
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 三原から尾道までの乗り継ぎは非常にスムース。山陽本線は1時間に2~3本といったところでしょうか。それよりも何よりも、貨物列車の本数が多いことに気づきます。湘南新宿ラインや根岸線を利用したことのある身としては、数回の利用で1回くらい見るという頻度だと思いますが、1時間もしないうちに、上下線合わせて3本くらい貨物列車の群れを見ました。こんだけ大量にコンテナで運ばれたら、トラックは太刀打ちできるのでしょうか。
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 尾道は細い道が多いとは聞いていましたが、実際に細い道を目の当たりにすると、本当にこんな道を歩いて生活しているのかと感心してしまいます。アップダウンも激しく、毎日この坂道を登っていれば、不健康とは無縁でしょうかね。なかには人がすれ違うのすら難しそうな道も。都会の細い道は、車がすれ違えない道もありますが、それ以前にそもそも車が通れないという、こんな道が縦横無尽に山沿いに走っているのです。
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 しかし、尾道は寺が多い、その上多くの寺にはカフェが併設されています。こんなにカフェがあっても飽和状態じゃないのかと思いたくなりますが、殆どの店が潰れている気配がないことを見ると、そこそこやって行けているのでしょうね。なんてことを考えつつ、息を切らしながら、寺巡りを途中で切り上げ山頂を目指します。しかしこの急勾配、高尾山とどっちがキツイかいい勝負じゃないかと思えるほどでした。山頂に到着する頃には、披露と汗がいっぱい。途中まで日差しも強かったので、きのうまでの天気からは想像もできないくらい暖かい陽気でしたから、それは汗もかくというもの。麓から山頂まではロープウェイがあるのですが、素直にロープウェイを使っておけばと後悔。帰りはロープウェイで下りました。そして、その麓の駅の横にあるラーメン屋で昼食。尾道ラーメンという言葉を聴いたことはありましたが、メニューに豚骨ラーメンを発見してしまったので、迷わず豚骨ラーメンにしてしまいました。
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 尾道のメインの商店街は、アーケードの古い昭和の町並み。「おしい!広島県」のロゴを掲げた大きな垂れ幕が、ちょっと異様な表情を見せています。一方で尾道の駅前は、中心街の町並みとは打って変わって整然としていて、初めて降り立った身としてはこの雰囲気にビックリ。再開発で大きく生まれ変わったようですが、さすがに高層マンションとか、高層のオフィスビルを見ると、あまり尾道っぽくない気がして残念な気持ちになります。この南口と、山側の北口では、全然顔が違うんですよね。まあ、駅前の再開発でバスターミナルができたりしていることを考えると、利用者の便はそう悪くないと思いますが、昭和の雰囲気を感じたいいち観光客としては、ちょっと残念。尾道の銘菓かどうかはわかりませんが、尾道いちじくアンパンと、はっさく大福は美味しかったです。
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 そして、福山に到着。きょうの宿は福山オリエンタルホテル。さすがに温泉はありませんが、大浴場完備ということで私のストライクゾーンに。しかも5400円と激安!朝食も600円でバイキングを付けられるので、非常に魅力的。ただ私は、今回6時半過ぎに出なければいけなかったので、パスしました。ほかの宿は知らないけど、この辺りはみんなこれくらいの値段なのでしょうか。おそらく最近リニューアルしたんでしょうけど、部屋が狭い割には機能的にモノが収まっていて、心地良い狭さでした。ノートパソコンもちゃんと置けますし、出張中に泊まるにはいい場所です。夕食は、元町アーケード商店街の中にある激安居酒屋、磯屋へ。ハマグリ、サザエ、カキの焼き物や、カキフライなど、瀬戸内っぽい海の幸を沢山いただきました。美味しいのに、300円以下の品物が非常に多いのも、非常に魅力的。今回は3千円で十分満足できました。
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 さて、いよいよ明日はしまなみ海道巡りです。早く寝ようっと。
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by hidemite | 2013-01-19 23:40 | 山陽・四国旅
【山陽四国旅】2日目 博多→関門トンネル→湯田温泉
 宿から外に出ると、微妙な曇り空。というか若干雨がぱらついています。門司港の駅から関門トンネルまでは徒歩で15分かかるというので、雨が降っているとちょっと面倒だなと思いながら、博多を後にします。博多から門司港までは、新幹線で小倉まで行って、その後普通電車を利用。うまく快速に乗れば1時間半で到着しますが、できるだけ早く門司港に行きたかったので新幹線を利用。小倉まで1駅ということもあって、自由席料金は950円。しかし、きのうの雪の影響か、ところどころ徐行運転をしていました。それにしても「私、雪国に来ましたっけ?」と誤解するほど、新幹線から見える車窓は、雪、雪、雪。場所によっては、霧も発生していて、まるでスキー場の山頂で吹雪にあっているかのようでした。高速も車の姿がないようで、通行止めになっているのでしょうか。
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 小倉駅に到着し、とりあえず軽食を。焼きカレー、焼きうどんの看板に惹かれて新幹線のコンコースにある軽食喫茶に入りましたが、まさかの朝マック状態。「いまはこちらのメニューだけなんです」と、モーニングセット、ピザくらいしか炭水化物がありません。今日は昼を食いそびれる可能性もあるため、ピザを食べることに。しかし、その後普通電車のホームに降りると、うどん屋さんが元気に営業していました。ラーメン屋もある。小倉は新幹線より特急のほうが利用者が多いんでしょうか、こちらのほうがいろいろと充実しているようです。なんだ、こっちにしておけば良かった・・・と後悔する間もなく、門司港行きの普通電車に乗り込みます。
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 門司港は、レトロな駅舎とその前にある噴水が有名ですが、現在駅舎の改良工事をしていて、立ち入ることができませんでした。港沿いに少し歩くと、歩行者専用の跳ね橋があります。ブルーウイング門司という名前ですが、そのの名の通り、青い橋が跳ね上がっていました。丁度私が訪れた時間に、橋が閉じることになり、ゆっくり橋が元通りになるまで8分間、じっくり見入ってしまいました。1日に6回、橋の上げ下げをやっていて、橋が上がっている時間には、そこそこ背の高い船が出入りするようです。小さい船は、橋が閉じていても通ることができるんですね。
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 ここから関門トンネル人道の入り口まで、徒歩で20分弱ということで歩きます。一応バスもあるようですが、1時間に1本程度と少ない。また、関門トンネル人道の入口近くまで伸びている、門司港レトロ観光線(北九州銀行レトロライン)は冬のあいだの運転はありません。まあ、そもそも平日は運行がないようですが。この観光線は、平成筑豊鉄道の管轄とのことですが、線路沿いにはところどころJRと書いてある境界杭が。どうやらもともとは貨物線として使われていたようで、これが観光鉄道になったみたいですね。
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 この線路沿いに歩くと、ノーフォーク広場駅までは車に邪魔されることなく進むことができます。その後は道路沿いの歩道を歩きますが、広さは普通。車通りはそこそこありますが、気にする必要はありません。途中和布刈神社でお参りして、いざ人道へ。トンネル人道へは、エレベータで地下まで下って、そこからおよそ13分間、幅2メートルほどの道をひらすら歩きます。途中、山口県と福岡県の県境を示す表示を過ぎると、微妙な登り坂へ。そこまでは下り坂で楽だった分、それほど勾配のない登り坂でもちょっとキツい。運動不足をまざまざと感じながら、残り数百メートルを進みます。
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 しかし、トンネル人道を歩く人なんていないと思っていたら、結構な人数とすれ違いました。原付や自転車は押して通行することが可能で、観光ではなく、実際に生活で利用している人もいるんですね。ちなみに車は通れませんが、れっきとした国道2号線です。下関側の出口は、御裳川(みもすそがわ)。目の前にバス停があり、およそ10分に1本はどこかしらに行くバスが来ているため、こちら側は交通の便が良いようです。と言っても、下関までは徒歩で行くと30分くらいかかるようですが。
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 寄り道ばかりしていたら結構な時間に。予定の時間より早めに博多を出たのに、結局トンネルを抜けた時間は、予定の時間になってしまっていました。本当は下関までだらだらと歩きながら唐戸市場に寄ろうとしていたのですが、唐戸市場に寄る時間がなくなってしまいました。なので、バスで長府駅へ向かいます。今日の目的地は湯田温泉で、下関に戻るよりは長府駅に進んだほうが金銭的にも時間的にも得です。
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 ただ、案の定というかなんというか、長府駅前のごはん処は選択肢がありませんでした。見通せる場所には、コンビニとファミレスとラーメン屋が1店ずつ。あまり魅力的に見えません。次の電車が30分後という微妙な時間だったので、うどん屋とかが良かったのになあ、と駅方向に歩くと、ほっともっとを発見。駅にはキヨスクしかなかったため、多少悩んだものの、結局ほっともっとで生姜焼き弁当を買って、駅の待合室で食べることにしました。
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 電車で揺られること1時間で新山口へ。その後汽車に乗り継いで、20分ほどで湯田温泉駅に到着。湯田温泉の中心街は駅から少し離れていますが、歩いて行けない距離ではありません。途中所々に足湯が。公園の片隅にも足湯が有りました。しかし、駅の足湯には人が結構いましたが、それ以外の場所はあまり人を確認することができず・・・冬だからでしょうか。いや、公園の片隅の足湯に入るには結構勇気がいると思うんですけど。街の人は利用しているんでしょうかね。湯田温泉駅の駅前には、何故かデカイ狐がいます。
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 本日の宿泊は、かんぽの宿。かんぽの宿は中心街からもさらに遠くに立地しています。本当は中心街の宿が良かったのですが、1人宿泊で適当な宿が見つからなかったため、こちらに。まあ、過去かんぽの宿の利用で大きく外れたことはないので、宿自体は心配していないのですが、やはり結構歩きました。行きは街中散策であまり時間を気にしませんでしたが、帰りは30分に1本しかない列車の時間がだいぶ気になりそう。夕食はふくつくしプラン。一品一品は美味しかったのですが、出てくる順番やタイミングがだいぶバラバラで、美味しさも半減。残念でした。また、私がそれほど酒に強くないこともあり、ひれ酒の美味しさをフルに感じることができなかったのも、それはそれで残念なのかもしれません。あれはヒレは食べるものなのか、そうでないのか。多少食べましたが、酒漬けになっているので少ししか食べられませんでした。
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 さて、明日こそ朝から晩までいい天気になるよう望みます。しまなみ海道の本番は明後日なので、そっちのほうがもっと晴れて欲しいのですが、いまのところ楽観的でもよさそうです。
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by hidemite | 2013-01-18 20:55 | 山陽・四国旅
【山陽四国旅】1日目 東京→博多
 昨年、オリンピックの関係でロンドンに(仕事に)行ったこともあり、夏休みを取るタイミングを逸したまま年末を迎えてしまいました。とはいえ、毎年恒例の温泉旅行はしたい、ということで、年末年始は珍しく遮二無二仕事をして、ようやく今日から休暇を取ることができました。しかし、休暇を取ることを決めたものの、今回はどこを旅しようかと悩みます。夏に休暇が取れれば北海道という選択肢も有りましたが、さすがにこの極寒のタイミングで行く必要もありません。ということは、やっぱり西?しかし、温泉となると、それほど選択肢は多くありません。結局交通の便も含めて一番便利なのは九州。しかし、九州は去年も行った。ということで捻り出したテーマは2つ。

 ・関門トンネルを歩いて渡ろう
 ・しまなみ海道を自転車で走ろう

 関門海峡を越える手段は高速道路の橋と、国道のトンネル、そして鉄道・フェリーなどがありますが、人間が徒歩で移動する手段も用意されています。それが関門トンネル人道。そして、しまなみ海道は、日本では稀な、自転車で渡れる大橋を颯爽と(?)走ることができます。そして、そこから宿泊地を選定して行きました。まずは飛行機で博多へ、関門トンネルを通って山陽へ、そしてしまなみ海道を渡って四国へ。ただしまなみ海道は、雨が降ったら中止です。

 ということで、今日は博多で美味しいものを食べて、翌日の関門トンネル通過に備えることにします。飛行機はようやく時間の都合がついて、ボーイング社の最新鋭飛行機787で・・・・と予約を取っていたところ、このところの相次ぐ不具合でなんと欠航に!羽田空港の隅には、寂しそうにしている飛べない787が。今年は御神籤で凶を引いたのですが、その際旅行に書かれていたのは「止むべし」。今回の旅行は、大丈夫なんでしょうか。
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 自動的には振り返られないとのことで、その日のうちに電話して次の便に振り替えてもらいましたが、搭乗当日は満席でした。しかもその便も「整備が云々」ということで搭乗開始が10分くらい遅れる始末。こんな自体になっているだけに、なおさら不安になってしまいました。帰りも787を予約しているんですが・・・無理かなー。昼食は空港内の「アカシア」で。ロールキャベツを久しぶりに食べましたが、美味しかったです。
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 博多に到着すると、あたりは真っ暗、というか、雪?福岡は九州だけど、日本海側に面しているのでそこそこ雪は降るんだそうです。暖かさはさほど期待していなかったものの、雪が降るとは・・・東京より寒いなんて思ってもいませんでした。

 夕食は博多川端商店街にある「やぶれ居酒屋 まさかど」へ。ごまさば、馬刺し、きびなごの磯辺揚げ、もつ鍋を食べました。きびなごの磯辺揚げは美味かったなぁ。しかし、博多で馬刺しが食べられるとは想定外。一旦は馬刺しのためだけに熊本入りも考えていましたから、これはラッキーでした。もつ鍋も1人前オーケーとのことで、折角博多に来たからということで食します。調子乗って酒を飲み過ぎたら、一瞬にして眠くなりました。
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 ホテルは、都市部に宿泊するとほぼお世話になるドーミーインの宿。露天風風呂があるので、ビジネスホテルのユニットバスにお世話にならずに済みます。博多にはキャナルシティの裏と、祇園駅の近くに2店舗あるので、かなりの高確率でどちらかには泊まれます。素泊まりで8千円台と決して安くはありませんが、できるだけ風呂に妥協したくない私としては充分です。

 さてこの悪天候、明日は良くなるでしょうか。
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by hidemite | 2013-01-17 23:53 | 山陽・四国旅
【音楽】 CDの売上
 正月に秋葉原のブックオフに行った時のこと。ワゴンセールでAKB48の中古シングルが1枚50円で売られていて、「これが握手券商売の末路か・・・」としみじみ感じてしまった。使い捨ては勿体無いという文化がそこそこ定着して、生活用品は詰替え用が溢れているなかで、これほどまでに使い捨て状態になっているものが、未だかつてあっただろうか、と思うほどギッシリと積まれていた。

 そんななか、既に発表されたオリコンの2012年シングルランキングはこちらにある通りで、AKBが1位~5位を独占してそのすべてがミリオンという結果に。で、6位7位が嵐で、8位~10位がSKE48。AKBとジャニーズが上位を独占し、それ以外のアーティストでは、ようやく23位にミスチル、次いでEXILEという、なんとも言い難いランキングになっている。

 もちろん今は音楽配信もあるのでこれがすべてではないかもしれないが、CDの売上は過去から現在に至るまで統計がしっかりとある。比較対象としてこれ以外に変わるものがないだろうから、少なくとも自分が生きている間はこの数字が世間を賑わせることになるだろう。しかし、ここ数年の数字は、日本の人々が何に熱狂していたか、本当に感じ取れるものになっているのだろうかと考えると、疑問に思う点も少なくない。ほんの数年前までは、いろんなアーティストが上位を争っていたことを考えると、なんとも虚しいのである。

 一方で、アルバムランキングに目を通すと、1位2位は、ミスチルのベスト盤と、ベスト盤の存在が目立つ。結局、この1年は音楽的に不作だったのだろうか。そういえば、カラオケで歌いたいな、と思う曲は殆どなかったなぁ。
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by hidemite | 2013-01-08 19:28 | 日常