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【回想記006】 新山口に降り立つ
b0000480_23363334.jpg この日のメインとなるのは、広島市内の散策ではなく、新山口から発車していくSL山口号に乗ること。SL山口号は10時30分頃の発車なので、新幹線に乗り新山口駅へと向かう。本来であれば直接深夜バスで新山口まで行けば新幹線代もかからないのだが、広島以西の深夜バスは、発車の時間が途端に早くなり、19時発のバスしかないのである。さすがに仕事場から直行するわけにもいかず、止む無く21時発がある広島行きを選んだということだ。まあ、多少広島見学も出来たことだし、これはこれで良しと思っている。
 西日本では「ひかりレールスター」と呼ばれる新幹線が走っている。この新幹線、普通のものとはちょっと違い、指定席の各車両にノートパソコンで仕事が出来るような座席が幾つか確保されているのだ。そういえば携帯電話を充電するのを忘れており、電池が切れてしまっていたため、このコンセントを使って携帯電話を充電しながら新山口駅へと向かった。乗車時間は約30分と少ないが、半分くらいは充電できたであろう。
b0000480_23364856.jpg と、いうわけで新山口駅へ到着。てか、この駅いつ出来たんだろうって思うというか、確かここらへんにあった駅で、小郡と言う名前はなかったかなぁ、と思ったが、旅行から帰ってきて調べたらありましたよ、やっぱり。理由は良くわかりませんが、小郡駅と言う駅名は、2003年10月のダイヤ改正で、新山口という駅名に変わりました。どッかのホームページを見たら、新幹線のぞみ号を停車させるために変えたとか書いてありまして、どうやらそれまで山口県にはのぞみは停まっていなかったようです。
b0000480_2337336.jpg そんなムダな知識はどうでもいいとして、新山口駅に降り立ち、とりあえず別の新幹線(500系)が数分待てば来るという状況で、まだSLの発車までは時間があったため、1枚だけ写真に収めておきました。てか、この新幹線初めて見たわー。ってか、もともと東海道山陽新幹線に乗ってる回数なんて、ほんの一握りなんですけどね。んでもって、その後まだ時間があったので、取り敢えず停まっていたローカル線の電車をパチリ。右の電車は山口県の海沿いを走る宇部線で活躍しているクモハ123系という電車だそうで。うーむ、「ワンマン」の文字が光っているなあ。実はこの後、旅行中は殆どの列車が2両以下でワンマンで更には無人駅という、3両運転の東急池上線やボタンでドアを開閉するJR相模線もびっくりな感じになっちゃいます。
b0000480_23371791.jpg そろそろSL列車のほうに足を運んでおかないと、乗り遅れたらとんでもない感じになってしまうので、8番線を後にし、跨線橋を渡り、1番線に到着。すると、ビックリするくらい大勢の人、ヒト、ひと。もう夏休みは終わっているのに、こんなにも親子連れが多かったなんて計算外でございまして、もっと閑散としていると思っていただけにこの雰囲気に圧倒されてしまいました。ま、圧倒されっぱなしでもしょうがないので、とりあえず列車の先頭まで行って、機関車を撮影。25年間生きてきた中で、もしかしたら幼少の頃に乗ったのかも知れないけど、記憶の中では動くSL列車を生で見るのは初めてなのでございます。いやー、普通に感動しました。会社の同期の鉄道写真家、鈴木君、この列車の存在を教えてくれて有難う。SLって、動いてないのにもかかわらず、絶えず蒸気がいろんなところから出ているもんなのね。

 さあ、これからが本番。山陰の旅は、ここから始まる。
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by hidemite | 2004-11-28 00:59 | 山陰旅行記
【秋+山=紅葉】 箱根での1コマ
b0000480_0134796.jpg 昨日から今日にかけて、出張という、いかにもサラリーマン気分を味あわせてくれるイベントがあった。私が今まで働いてきた部署では、日中すら外に出れない状態が続いていたので、新しい環境の中で、こう出張なんてものがあったりすると、いい気分転換にもなる。勿論、私自身今の部署ではまだまだ学び足りないモノが多いので、出張といえど、とにかくひとつでも多く掴んでいこうとそれなりに必死だったりもする。だから、楽しさ100%というわけにもいかず、多少は気を引き締めていかねばなるまい。
b0000480_0193013.jpg 今回の出張は、箱根であった。昨年の3月にも箱根に訪れたことはあったのだが、今回はあくまで出張の身。仕事で来ているので、おいそれと観光気分にはなれない。初日は昼から夜までホテルに缶詰で、翌日の午前中の会議が終わり、解散になるとようやく仕事からも解放されることとなる。もちろん、このまま職場へ戻ることが本来の姿なのかもしれないが、普通はこのまま会社に戻らず帰宅するらしい。しかし、箱根と言う東京からかなり近い距離にある場所では、2時間もあればゆうに帰れてしまうから、少なくとも勤務時間中に会社に戻ってこれてしまうのである。こうなると、新米の私としてはやはり、会社には戻らねばならない。
b0000480_01418.jpg とまあ、いろいろ考えた挙句、予約していた電車を待つ1時間程度であれば問題なかろうという結論に達し、しばしの間箱根見物。といっても、そんな短い時間では何も出来ないので、取り敢えず国道1号を徒歩でのぼっていくという、スーツを着ている人間では到底有り得ない、バカ丸出しの行為をすることに決めたのだ。途中、上の写真のような箱根駅伝の時に使いそうなものがすでに置いてあるのかと感心しながらも、20分くらいのぼると徐々に路肩が狭くなっていき、ついには右の写真のような遠くの景色が木々に阻まれるようになった。
b0000480_0141128.jpg さらに5分歩いたところに、先程木の隙間から見えた陸橋へと来ることが出来た。そこで、ちょうど電車がきたので、電車のほうの陸橋を通過するさまを写真に収めた。そして少しのぼったが、これ以上歩いてもあまり何も発見がなさそうと感じ、駅へと引き返した。駅につくと、ちょうど特急電車がやってきて、会社の日常へと私を連れて行ってくれたのでした。

 ちなみに一番上の写真は初日に撮った箱根湯本駅です。
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by hidemite | 2004-11-18 00:29 | 写真
【点軸通信】 点軸という名のユニット

 高校生の終わりから、大学生にかけて、一番自分を解放していた。

 あの時のような、エッジの効いた人生を、もう一度呼び覚ませ。

 点軸。

 それは一見、全く意味も何も無い、ヒューマニックなユニット。

 だが、彼らが訴えるものは、何も無い訳ではない。

 それは、世間一般の常人からは、理解され難い世界。

 tenjiku's music page
 
 それは、彼らが唱える魔法。
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by hidemite | 2004-11-16 00:25 | 日常
【夜の散歩】 流れ星を見た日
 「ああ、また今日もか・・・」サラリーマンになり既に2年半が過ぎたが、まだまだ会社では半人前の烙印を押され続け、そろそろ仕事に真正面から向き合うことを忘れかけようとしていた。自分から行動を起こさなければ、波風を立てようと思わなければ、それなりにこの会社で生きていけるような気さえしている。会社に勤めたての頃は、自分に出来る事は何があるだろうか、いつになったら一人前と認められるようになれるだろうかと、会社と真正面から向き合い、自分の正義を貫くことだけは忘れないようにしていた。もちろん、「自分」を見失うようなことは今でも考えちゃあいないので、どんなことがあっても自分の正義は貫いているつもりでもいる。それによって、きっと自分も、会社も損していることはあるのだろうなと考えることも多々あるが、自分を変えたくないから、自分の生き方や言動を改めるつもりは毛頭無い。それが会社にとって不必要なのであれば、私が会社を去ることしかない。
 日常の流れの中で、私は今日もいつも通りの仕事をこなす。もともと今の仕事場は勉強にはなれど、情熱をささげてやるような仕事でも無かったりするものだから、自分のモチベーションとやらを上げるのには苦労している。まあ、それでも給料を貰っている身だから、最低限の仕事をすることだけは心がけている。その、最低限の仕事をこなしているだけでは、私の身にはなにもつかないよなーと思ったりもするのだが、努力した見返りが返って来ないならその分は仕事をすることは無いと考えてしまっているため、なかなか自分で考えている仕事にもみが入らないのが現状だ。
 所謂、五月病というものなのかもしれない。ま、たまにはそんな時期も無いと人生うまくやっていけないだろうから、これはこれで必要な時期なのかもしれないと思って自分を正当化させようとしている。ただしかし、私は契約社員という身分なので、1年間しっかりと働いて、私が会社に必要とされているということをアピールしなければこの会社に残ることはできない。だから、あまり情熱を持たずに仕事に取り組んでしまうと、それが見えてしまった時に、「ああ、君とは来年契約しないから」なんて言われかねないので、それなりにうまくやっているつもりだ。可も無く不可も無いこの生活。大学に在籍していた、教師を目指していた頃の、仕事に対する情熱は遥か彼方の物となってしまった。

 そんななか先日、群馬に旅行にいってきた。やはり東京とは違い、空気は澄んでいる。夜になると、東京ではおそらくこの3分の1程度しか見れないであろう煌めく星々が空を埋め尽くす。温泉の露天風呂に入っているときに、その満天の星空を見て、ちょっぴり散歩しようと考えた。外が寒いことは重々承知しており、多少の重ね着をしたのだが、やはりベースが浴衣だと少し肌寒さが残る。目標はあかりがない場所まで歩き、そこにしばし佇むことであったが、歩くこと20分、一向に街灯がなくなる気配も無く、このまま歩いても、帰り道の時間が伸びるだけであったので、そろそろ引き返そうかと考えた。歩いているときは、転ばないよう気をつけながら、極力空を見続けた。いくら歩いても、その星空は消えることなく、黒とも青ともいえない背景に、数々の光の点が瞬く姿は、私の全ての余計な思考を止めてくれた。こんなにきれいな星空を、これだけの長い時間見たのは何年ぶりだろうか。その時である。

 ひとつの、光の点が、すうっと、右下に、弧を描いて落ち、消えていった。

 「あ、流れ星・・・」5秒くらいだったろうか、おそらく流れ星と気づいてから、短い願い事ならば3回繰り返すのは可能なくらい規模の大きい流れ星が、目の前を通り、消えていったのである。これだけの大きい流れ星を見たのは、自分の記憶の中でもはじめてであった。きっと、願い事も言えたのだろうけど、ただただ流れ星に魅了され、それを考えようとする気持ちは起きなかった。
 帰り道。これからも自分の仕事が変わることは暫く無いだろう。だからこそ、それに向かって頑張る事をしなければならない。その後押しがさっきの流れ星だったのかもしれないと、サラリーマンという言葉に負けてはいけないんだと言われたような気がして、ちょっぴり寒いホテルへの帰り道、これからは少しずつ情熱を注いでいこうと、軽くではあるが心に誓うことにした。

 今日も変わらぬ1日がやってきた。でも、自分で変えていかなければならない。少なくとも、できることは。だから、少しずつ、この五月病のような状況を打破するために、一つ殻を打ち破ろうと思う、といろいろ考えた仕事帰りの満員電車の中の出来事。
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by hidemite | 2004-11-15 23:17 | 日々思考
【夕食】 肉野菜炒め、肉野菜炒め、肉野菜炒め…
 どうも。最近めっきり寒さが身にしみるようになってきて、ようやく秋も本番だなあと思いながらも、なぜか会社で働く気が起きず、半年遅れで5月病にかかってしまったような装いを見せる今日この頃。皆さん如何お過ごしでしょうか。つい先日から、部屋の模様替えなんぞをしてみているのですが、なかなか上手く片付かず、心の整理が出来ないまま会社に出てきてしまっているのも原因なんでしょうかね。いやー、しかし狭い部屋はどうやっても狭いことには変わりはなく、如何にモノを密集させてそのほかのスペースを獲得するかが勝負の分かれ目となっておりまして、しかしながら、あまり高い棚なんぞ置こうものなら結局圧迫感に押され狭く感じてしまうので、その辺のバランス感覚が重要だったりします。まあ、いろいろと試行錯誤していかないと、物事ってものはうまくいきませんで、私も若い頃は色々な失敗をしてきましたよ。勿論今も失敗継続中。
 そんな可もなく不可もない毎日を送っている時、何に拠り所をみつけるかといったら、それはやはり「食」しかありません。生命維持と直結しているしね。しかし、去年と比べて、今年はある事態が起きているのです。そうです、野菜がとにかく高い!キャベツ1玉買おうものなら、牛丼1杯食ってもお釣りが帰ってくるという凄まじい値段。半年前なんか、89円とかで特売の目玉商品だったのにねぇ。ピーマンも、2袋で78円が今や1袋で298円!しかも、どう見ても中身は同一のものにしか見えないのです。そんなクソ高い野菜は到底買う気にはなれず、結局は5個150円の玉葱やジャガイモ、中国産で98円と変わらぬ地位を確保し続けているにんにくの芽、まあまあの値段の人参、そして最近お気に入りの、特売日は100グラム38円まで安くなる大和芋とか、冬限定の泥葱ばっかり買っており、これではなかなか作るメニューも変わりようがありません。
b0000480_0142650.jpg 人参、葱、大和芋、肉を適当な大きさに切り、炒めて完成の、所謂肉野菜炒めが私の定番料理。時々卵を入れたり、味付けを変えるなどしてバリエーションを持たせようとしているが、基本は肉野菜炒めなので、結局はかわりばえしない食卓が続いていることになっているのです。しかし、今日は少し時間もあったので、何か発展性のあるものは作れないかと考えました。しかし明日が飲み会なので、今日で食べきるものでなくてはならず、結局は肉野菜炒めがベースとなりました。それにオイスターソースと水溶き片栗粉を少々。やべっ、片栗粉入れすぎた…なんて言ってる間に一気に固まっていくので、慌てて水を追加投入。暫くかき混ぜたら、あんかけご飯の、出来上がりでございました。味もまあまあ。ちなみに身体の健康気遣って、時々もずく、食べてます。味噌汁は作りおきの茄子と長葱の味噌汁で、ご飯は1合半。
 結局最後の方は味に飽きてきたりしてしまったりするのですが、まあ、完食はするもので、デザートに蜜柑を食べてビタミンCを補給。そんなこんなで1日は終わっていく…
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by hidemite | 2004-11-05 00:14 | 料理ネタ
【回想記005】 比治山公園 その2
b0000480_20182028.jpg 比治山公園の案内図にはもうひとつの謎があった。陸軍墓地に行く際に通過する「放射線影響研究所」である。坂を上っていくと巨大な液体酸素のタンクが見え、のぼりきるとその外観があらわになっていく。ちょうどその施設の左側に当たる場所には、重々しく「放射線影響研究所 通用門」と銀のプレートが外壁に付けられている。当然こんな場所を朝早くうろついている人間は、ここに勤めるものを除き私しかおらず、リュックサックを背負った怪しい人間が写真を取ろうものなら、あらぬ誤解をかけられかねないので、守衛所から見えないようにこっそりと写真に収めた。
b0000480_20195528.jpg この施設、通称「放影研」と呼ばれているようで、広島・長崎の原子爆弾の被爆者における放射線の健康影響を調査する科学研究機関らしい。ここに来るときはそんな予備知識は微塵もなかったので、この施設でどんな実験がおこなわれているのか、少し怖い思いをしながらゆっくりと怪しまれないように前の道を通り過ぎた。因みに正門と思われる場所は、「駐車禁止」と書かれたポールが多数存在し、その全てがロープで繋がれていた。正門から入る人はいないのだろうか。正面からの寂れた外観は、私には怪しさ最高潮で、ロータリーにある「ここは放射線影響研究所の土地です。無断で立ち入ることのないように」風にかかれた重々しい文字も、旅の初日の私をげんなりさせた。
b0000480_2020580.jpg 比治山公園のおそらく最大の目玉は「広島市現代美術館」であろう。美術館は定休日で入ることができなかった。というか時間もなかったので入る事もなかったと思うけど。このちょうど向かいに「ムーアの広場」というものがあるのだが、おおよそ美的感覚のない私には理解できるようなものではなかった。そして、時間も時間ということになり、広島を後にする事となる。
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by hidemite | 2004-11-01 20:20 | 山陰旅行記