カテゴリ:家( 25 )
【給湯】 暖かいお湯、10万円
 会社に着いて間もなく、携帯電話に見慣れない番号が表示された。「もしもし、コロナです」とエコキュートのメーカーからの電話だった。ブレーカーが上がらないという症状を伝えるとおおよその原因がわかったようで、おそらく室外機のコンプレッサーの不具合ではないかということだった。ただ、その場合は10万円くらいかかるという。背に腹は代えられないため、10万円の出費を覚悟し、午後5時に来てもらうことになった。どうやらギリギリきょうの枠に入れてもらえたようだ。きのうのうちに電話しておいてよかった。

 ただ、室外機を交換するとなると、家の入り口からベランダまでの通路を確保しておく必要がある。一人暮らしには無駄に大きいソファなどがあるため、それを動かさないといけないが、動かす先のスペースがない。会社を早退させてもらい、部屋の片付けをしてなんとか通路を確保した時に、呼び鈴が鳴った。

 業者がいろいろ点検したところ、やはり室外機が故障しているようだった。ので、1時間ほどかけて室外機を交換してもらい、本体の部品の点検もしてもらって、無事機械が修復された。ちゃんとお湯が出た時の感動ったらもう。10万円の出費は痛かったけど、まあしょうがない。

 よく考えたら、今の家に住み始めてまもなく10年。そういう故障にも遭遇しだす年数になってきているんだなと思った今日このごろ、皆様如何お過ごしでしょうか。
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by hidemite | 2015-02-17 22:49 |
【給湯】 エコキュートが壊れた
 家に帰っていつものように風呂の「自動」ボタンを押したらいつもの「ピッ」という動作音がなかった。押しが足りなかったかな?と思いもう一度押しても反応がない。どのボタンを押しても反応がなく、風呂のリモコンが壊れたのかと思い台所に行くと、台所のリモコンも死んでいた。

 うちはオール電化住宅で、エコキュートが活躍しないとお湯が手に入らない状況になってしまう。これはまずいことになったと思いながらエコキュート本体を見ると、漏電ブレーカーが落ちていた。何かの拍子に落ちたのかもしれないと思いブレーカーを上げてみるも、そのままONにならずにするっとスイッチが落ちてしまう。何度やっても同じだった。大元のブレーカーを落とすと、エコキュート本体のブレーカーがONで固定されるので、エコキュートのブレーカーが壊れているわけでもなかった。

 最後の望みで室外機を自分の可能な範囲で分解したが、テスターを当てても短絡している場所は見当たらない。さすがに最深部までたどり着けるほどの分解をするわけにもいかない。というか寒い。時刻は既に夜の11時になろうとしていた。このままだと銭湯も閉まってしまいかねないということで、元通りに戻した。そして、ダメ元でサービスセンターに電話したら夜間受付につながり、明日朝に電話をもらえることになった。

 幸いにも私の家から徒歩2分の場所に銭湯がある。銭湯って久しぶりだなと思い、簡単な身支度を整えて銭湯に向かうと、何故か銭湯の明かりが点いていない。確か24時までやっていたはず・・・と思い入り口に辿り着いたら「月曜定休」と赤い文字が主張していた。なんという間の悪さ。

 慌てて家に戻り車に乗って区内の銭湯を回ったが、そもそも駐車場がある銭湯が少なく、あっても停められる台数は少ないため、2箇所回って両方とも一杯だった。近くのコインパーキングも満車。やはり街中は厳しい。結局車を家に置いて、自転車で一番近い銭湯に向かった。最初からこうすればよかった・・・

 何年か前に改装されたばかりで、十年以上前に入った時の銭湯のイメージとはかけ離れ、非常にキレイになっていた。階段を上れば半屋外の露天風スペースもある。唯一変わらないのはケロリンの桶くらいだ。

 ただ、刺青が入った人が何人かいたのには驚いた。こういう所ってダメなんじゃないっけ?狭い露天風スペースにただ一人刺青の人が入っていて、他の人がへりに腰掛けるだけで誰も浴槽に入っていないのを見た瞬間、大丈夫かなと不安になったが、ここでむしろ帰ったほうが相手に何か思われると考え、静かに浴槽に入った。とはいえ、なんとなく横から視線があるような気がして落ち着かない。結局カラスの行水なみのスピードで浴槽から上がってしまった。なんてチキンハート。

 さあ、明日の折り返し電話でエコキュートは直るのだろうか。今週いっぱいは銭湯通いを覚悟すべきか?
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by hidemite | 2015-02-17 01:27 |
【固定資産税】 今年からマックス状態
 年々減免が終了していった固定資産税が、ついに今年、すべての減免が終了し、満額支払うことになった。その額13万円。この時期は自動車の重量税もあったりと、何かと入り用である。

 ・・・税金って、高いんだなぁ。
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by hidemite | 2012-06-06 23:01 |
【指標】 賃貸と持家の議論の落とし穴?
 よく、賃貸と持家、どっちがトクか?という議論の中で用いられる常套句がある。たまたま日経新聞電子版で記事になっていたので、呼んでみたが、やはり常套句は健在していた。

たとえば、5000万円の物件が10年後に4000万円で売却できたとすると、10年間で実際に費やした自己資金は1000万円だったという計算になる。これを月々に直すと約8万3千円。同じ地域で同じ条件の物件の賃貸価格がこれよりも上回っていれば、売却した物件は「お買い得だった」ということになる。

 これって本当だろうか?

 5000万円の住宅を現金で買える人は、まさにこの通りの計算結果になるが、ローンを組んでいる人はこんなにオトクかというと、そうでもないと思う。

 まず、5000万円の物件を購入するとして、頭金を1割500万円用意していたとすると、借入額は4500万円。金利2.5%の35年ローンで計算すると、月々の返済額は16万円になる。

 で、10年間返済を続けたローン残高はおよそ3590万円。なんだ、4000万円で売れれば手元に現金が残るじゃないかと思うが、実は中古住宅の売却には仲介手数料が約3%かかる。なので4000-120-3590で、300万円ほどしか手元に残らない。

 そしてローン返済のために支払った金額は1930万円。差し引いた約1600万円が、この10年間でかけた住居費になると思う。購入時のローン手数料は計算していないが、賃貸では更新料がかかるので、ここら辺を計算しだすとキリがないからやめておく。

 だから、月々になおした金額は8万3千円ではない。13万3千円なのだ。5万円もアップする。実際には、頭金500万円もこの住宅購入にあてたものであり、これも支払った金額に入れるとすると、月額は17万5千円に膨れ上がる。

 頭金2割で計算してみると、ローン返済などなどから計算した月額は主張通りの8万3千円になるが、これに頭金1000万円を加えれば、16万7千円で、上記とさほど変わらない金額だ。

 さて実際に月額16~17万円となると、本当に賃貸と比較してオトクになるだろうか。

 もちろん、持家住まいの私として、持家の素晴らしさを否定するわけではない。特に風呂や水まわりなどの設備は、賃貸とは比べ物にならないくらい良いし、遮音性も優れている。このプラスを考えれば、賃貸専用住宅より安価に借りられる仕組みなどというのはないのは自明の理だ。なので、この金額の差と、利便さを充分に検討する必要がある。

 だから、安易に買わせようという動機につながりかねないコメントにはちょっと納得いかない。一時期の変動金利で月額の返済を安く見せるやり方も良くないと思っていた。もちろん今回の私の計算方法に異論がある、ということもあるだろうが、私が言いたいのは、意外とこういった記事の多くは実情に基づかれて書かれていないものも多くある、ということだ。そこらへんの所も、もうちょっとフォローしていただけると、売ったときに「だまされた!」と思う人が少なくなると思うんですけどね。
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by hidemite | 2011-08-17 02:47 |
【固定資産税】 徐々に増えてきた
 毎年6月になると、ああそうだよな、と忘れた頃に思い出す一通の手紙。「固定資産税・都市計画税 納税通知書」である。今回で5回目。住宅購入当初は減免措置が適用されているため、意識するレベルのものではなかったのだが、いまでは無視できない金額になってしまっている。おまけに、摘要欄に「新築耐火住宅減額最終年度」と書いてあり、来年の支払いが更に1.5倍以上に膨れ上がることが予告されているから、げんなり度はたまったものではない。金額にすれば毎年更新料を払っているようなものだ。

 結局賃貸でも分譲でも、同じような形でお金がかかってしまうんだよなー。
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by hidemite | 2011-06-12 01:48 |
【電気】 オール電化は本当に悪か?
 古い火力発電所のテコ入れによって計画停電が避けられているものの、関東中の住民と事業者全員が節電に協力している上に成り立っていることは言うまでもなく、街の機能が正常化したと言うには程遠い毎日が続いている。比較的地震の影響が少なかった東京都心ですらその状態だが、それでも計画停電の実施区域外のためずいぶん優遇されていて、計画停電の苦労はいまのところ感じていないのだが、私の実家は計画停電の地域に入っているので、親が湯たんぽ用意したとか、ロウソクを買ったとか聞くと心配になるし、実際に会社の同僚で計画停電の影響を受けている人に話を聞くと、如何に私たちが電気に依存して生きているのかを思い知らされる。

 そんななか先週、東京電力はオール電化の新規営業を中止すると発表した。これをうけて、オール電化住宅は終わった、と述べている人も多い。別に私は原子力自体をどうこう言うつもりはないし、自分がオール電化に住んでいるから強がりを言うつもりでもないが、オール電化住宅は全然終わっちゃいない。

 オール電化住宅とそうでない住宅の大きな違いは、熱をガスで得るか、電気で得るかということである。そのなかで調理に使うIHクッキングヒーターは、最大で6000Wを消費するお化け電気製品だ。一口あたりのフルパワーで見ても、2600~3000Wだから、単純計算で6畳間のエアコン2台半~3台近い消費電力になる。私が一人暮らししていたときのアパートの契約電力は30Aだった。100V×30A=3000W(効率は無視)だから、これだと電子レンジも使えない。こう考えると、ガスがいかに効率よく炎を産み出せるかわかるだろう。

 しかし、もうひとつのお湯を作る能力に目を向けると、オール電化住宅はなかなかいい仕事をしているのだ。エコキュートという仕組みで、深夜に一気にお湯を作り出す。その量およそ400リットル超。これだけあれば、風呂にも入れるし、床暖房も6時間分位は余裕だ。私はそれほど寒がりでもないので、床暖房のおかげで暖房はほとんど使わないから、エアコンの消費電力の分、電気を使用していないことになる。

 とはいえエコキュートを動かすのに電気は要る。1人暮らしとはいえ、家族用と同じサイズが入っているので、深夜時間帯の電力消費はひと月で200kWhを超える。下手するとこれだけでアパート時代の2ヶ月分だ。しかし、これだけの電力消費は、深夜だから許される。

 というのも、発電所は四六時中働いていて、みんなが使う昼や夕方だけ動かす、ということが非常に難しい。また、今の科学では、現実的な価格で電気をためておく仕組みがない。このため、深夜も昼間と同じ電力を作り続けている、いわば非常にもったいない状態なのだ。唯一可能なのは揚水発電で、これは深夜にダムへ水を汲み上げ、昼間にそのダムの水を流し水力発電を行うということで、ちょっと効率が悪いような気もするが、ピーク時の電力消費を賄うためには有効な手段である。

 一方、ようやく家庭用のリチウムイオン電池が発売にこぎつけたが、まだまだプリウスのような一般的な価格にはなっていない。なので、効率よく電気を使って何かしらのエネルギーを貯める、ということで言えば、エコキュートを使ってお湯を貯めておく、というのは大きなひとつの選択肢であると思う。都市ガスも貯められないから、何らかの形にしなければならないのは同じだ。貯める貯めないで言うと、プロパンが一番優秀だけど。

 とはいえ、なんだかんだいっても、震災の復旧では電気が一番早く使える状態になる。もちろん昨今のような状態では節電に努めるにこしたことはないのだが、ガスはそもそも使えるまでに時間がかかる場合が多い。私の知り合いで、仙台で被災した人も電気の復旧が一番早かったといった。オール電化のおかげで、誰よりも早く風呂に入ることができたし、友人たちに風呂を提供できたという。だから唯一の難点であるIHクッキングヒーターが、もっと効率よく熱を発生できる仕組みになれば言う事なしなんだけど、これはおそらくムリだろう。

 電気が止まったら何にもできないじゃないかという指摘もあるだろうが、ガスが引いてある家でも、エネファームを導入していないほとんどの家では電力会社の電気を使う。また、何日も電気が止まらないのであれば、調理はカセットコンロがあれば十分可能だ。まあ、ここまでくると、いまオール電化の人がどうすれば乗りきれるか、という話になってしまうのだが、ここまで長々と書いて私が言いたいのは、オール電化そのモノは、決して悪とは言い切れないものである、ということだ。

 私たちはもう、電気の無い生活には戻れない。となると、どうやって電気とうまく付き合っていくか。先ほど電気は貯めるのが難しい、と書いたが、輸入も難しい。食品も、モノも、足りなければ輸入すればいいのだが、電気だけは自給自足する必要があるのだ(そのモトとなる石油とかは輸入するけどね)。私たち自身が唯一自給自足できるのは、太陽光発電ということになるが、まだまだ価格も高く、なによりマンション住まいでは恩恵に預かることが難しい。

 そうなると、まず身近にできることは、自分の身の回りでムダな電気を使わないことに努めることしかない。皆さんのなかで一番気をつけて欲しいのは、携帯電話とかを充電するACアダプタだ。あれは、コンセントに刺しているだけで(充電を全くしていなくても)少なくとも1W程度は消費している。1か月で0.7kWhにもなる。電気代にして15円。ちゃんと充電するときだけ刺すようにするか、スイッチ付きのタップに替えることをオススメしたい。

 最後の最後で本題とはかけ離れた話になってしまった。まあ、いろいろと考えたんですよ。
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by hidemite | 2011-04-03 21:23 |
【税金】 固定資産税という現実
 一軒家でもマンションでも、家を買っているということは、土地と家屋という資産を持っているということになり、不動産と名が記すように動かせないものなので、固定資産、という事になる。資産を持っている人は、その応分に従った税金を国に収めなければいけないわけで、車を持っていれば自動車税を払うのと同じ感覚で、家を持っていれば固定資産税というものを払わなくてはならないのだ(都市計画税ってのもあって、一緒に払うので、ここでは便宜的に両方ひっくるめて固定資産税と呼びます)。

 その固定資産税、最近では家を取得しやすいよう負のイメージを取り払うため、新築の建物については何年か減免期間というものが存在する。だからお父さんの1ヶ月の昼飯代くらいで何とか支払いが可能だったりするのだが、この減免期間が終わると、一気に税金の額がステップアップしてしまうのだ。

 そのアップ額がとんでもなくげんなりするのでこんな文章を書いている。まあ、そんなことは購入するときにわかっていたのだけど、10万円近くになった納税書が届くと、さすがにこれまでとのギャップに嫌でも気付かされるのだ。結局賃貸で言う更新料を毎年払うのと同じような感覚だ。

 よく持ち家と賃貸とでどっちが得かという、ライフスタイルを無視した全く意味のない比較記事を1年に何回か見ることがあるけど、それでも無理やり比較するならば、どれとどれが相対するものなのか、ちゃんと考えなければならない。例えるならば、以下のような考え方がある。

(左側が賃貸 = 右側が持ち家)
 敷金 = 修繕積立一括納入金(新築マンションの場合)
 礼金 = ローン手数料
 仲介手数料 = 仲介手数料(中古の場合)
 家賃・管理費 = ローン・管理費・修繕積立金
 更新料(/2年?) = 固定資産税(/毎年・月払いも可能)

 大きく異なるのが仲介手数料だろう。賃貸の場合は0~家賃1カ月分なのに対し、中古の場合は物件価格の3%程度だから、物件価格が4000万円ともなると100万円を超えてしまう。また、勝手に礼金とイコールで結んでいるが、ローン手数料もバカにならないし、敷金と勝手に結んだ修繕積立金の一括納入金が意外と盲点だったりする。これはある物件とない物件があるのだが、月々の修繕積立金の支払額を抑えるために、購入時にまとめて修繕積み立ての基金を払っておくシステムである。マンションの修繕に使われるが、家を売ったとしても帰ってこないのが敷金とは異なるけど。一方で、35年という無謀なローンを組めば、確実に賃貸よりも安い費用で毎日の暮らしをいいものにできる。

 にしても、2万円ならまだしも、10万円近い金額をコンビニで支払うのには抵抗があるなー。かと言って銀行の窓口も3時までだし、意外と悩ましい。
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by hidemite | 2010-06-04 14:13 |
【返済】 追われる日々、終わらない借金
 平成18年4月にこの地に住み始め、早くも4年が経った。住み始めた頃と比べ、部屋はすっかり生活感満載の状態になっていて、前の家よりも広いのに前の家よりも物が散乱している。よく考えたら、今の家が一人暮らしを始めてから一番長く住んでいることに気がついた。とはいえ買っているから長くなる一方ではあったのだけど。

 繰り上げ返済も何とか3回目をこの5月に実行する。繰り上げ返済をすると、その後の返済予定表が届き、返済回数が減っているのをみると、ほんの少しだけ幸せな気持ちになれる。今は特に守るもんも何もないから、余力のある金は全て住居費に回している。

 ただ、ふと思ってしまった。残債はいくらあるかわかるのだけど、「今までいくら払ったのか?」ということをこれまで計算してこなかった。なので、計算してみた。

 そうしたら、今まで繰り上げ返済も込みで1050万円払っていた。2500万円借りて、現在の残債はおよそ1700万円。てことは、支払った額の4分の1は利息ってことになる。とはいえ、繰り上げ返済していなければ1350万円支払う必要があったので、利息が4割にも達していたことになる。改めて繰り上げ返済の力を実感した。ちなみに、私は2500万円を25年のフラット35で借り、利息は2.95%。総支払額はおよそ3500万円だったが、いまは3100万円強になっている。

 また、繰上げ返済を早めにしたほうがいい、ということは、自分で計算して初めて実感した。去年の7月におよそ130万円繰上げ返済し、その削減効果はおよそ80万円だったが、今年の5月に120万円返済しても、削減効果は50万円。1年も経っていないのに、繰上げ返済の効果が半分近くに減っているのだ。短縮できた期間も前回の1年半に対して、今回は1年。

 更には、月々の返済額を増額することが、何よりも早期返済への近い道のりだということもわかった。昨年の秋に月額1万5千円の増額をしたところ、それだけで2年半も返済期間が短縮された。その直前の100万円の返済よりも、1年もプラスになる。結果、去年は繰り上げ返済と返済額増額で4年分も期間の短縮ができたのだ。どの本にも「そうしたほうがいい」と書いてあるんだけど、実際に実行することで、その9文字に現実味が増した。

 今回の返済により、これまでの合計で8年分の期間短縮となる。とはいえ、まだ4年しか返していないので、あと13年は残っている。先を考えると、やっぱり長いなー。
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by hidemite | 2010-05-09 01:33 |
【住宅】 長持ち住宅
 「200年住宅」とは言わないで?(ケンプラッツ)の記事によると、国は「200年住宅」というキーワードを封印し、「長期優良住宅」という言葉を広げようと躍起になっているという。記事にもあるように、私たち受け手にとっては長期優良住宅より200年住宅のほうがはるかにわかりやすい。とはいえ、200年という具体的な数値を言いたくないのもなんとなくわかる気がする。消費者は思いの外我侭だからだ。
 そもそも、家を長持ちさせるには定期的なメンテナンスが必要だ。通常の木造住宅であれば外壁の塗りなおしや屋根の塗りなおし(又は葺き替え)も勿論のこと、必要に応じて白蟻駆除もやらなければならないだろう。最近の家では風呂場がユニットバスになっているが、ちょっと昔の家ならタイルの向こう側は木材だから目地が欠けてしまえばそこから水が浸入し腐敗の原因となる。

 日本最古の現存する木造建築、法隆寺は千何百年もそのままで在り続けているが、今の日本の住宅はそこまで手間がかけられているわけではないから、数十年しか持たない。昨今よく言われている日本の住宅の平均寿命はわずか30年ほど。この数値は解体された物件の平均築年数だから、それより長生きして/せざるを得ない家なんて沢山あるのだろうけど、そういう家が解体された数値が除外されているわけではないので、統計数値が大きな誤差を生んでいるとは思いにくい。
 少しでも消費者に家を買ってもらおうと、住宅メーカーでは60年の長持ち住宅をアピールしはじめている。現在の日本の法律は60年もつところまでは具体的な数値を使って表現できるそうで、実験の結果100年の耐用年数があることがわかっていても、ちゃんと言えるのは60年までなんだそうだ。とはいえその60年だって定期的にメンテナンスしなければ安心して住める家にはならない。

 いや、うちの家は50年くらいもってるんだけど、とか、再開発の立ち退きにひるむことなく在り続ける昭和の雰囲気漂う家があるじゃない、と思う方もいると思う。確かにこれらの家は古さを感じたり所々軋みが目立つこともあるが生活はできている。しかし劇的ビフォーアフターを見ていた時に感じなかっただろうか。そんな家のリフォームでは必ずと言っていいほど骨組みを補強しているはずだ。気になる人は現在BS朝日で日曜夕方5時から再放送をしているので観ることができる。青山同潤会アパートだって耐震性の問題から、きらびやかな表参道ヒルズへとそっくり姿を変えてしまっている。と、散々書いたがこれら大変なことになっている家は全て1981年の建築基準法大改正の前に建てられたものなのである。私達の記憶に残っている震災で潰れてしまった家のおおよそは改正前の建物だ(勿論被害の大きかったところでは改正後の建物であっても崩れてしまっている)。

 ここでふと気付いた人もいるかもしれないが、今は2009年。まだ1981年から30年すら経過していないわけだから、今建っている住宅の寿命なんて、本当のところはっきりわかっていない。幸い私の実家は30年以上経過しているが、子供の頃のまま何事もなく存在してくれている。ここ数年メンテナンスを怠っているが屋根を塗り替えればまだまだ大丈夫だと思っている。本当は壁も塗り替えたいが、足場を組む技術と時間がないためできない。多少の皹には目を瞑ろう。そんな私の家でも、よく考えると大改正前の建物だったりするから統計なんてわからない。大地震で崩れるかもしれないし。
 だから悪徳業者に騙されなければ、今建てている住宅は少なくとも50年は安心して住めるんじゃないかと思う。どんなにローコストな住宅を注文しようと、構造を犠牲にすることはできないから、最低限の耐震性は保持される。あとどれだけ長持ちさせられるかは、メンテナンスにかかっているわけだ。そうすれば200年も決して夢ではないと思う。逆にコンクリート造のマンションは100年経つと中の鉄骨に水が到達できるほどヤワになりそこから鉄骨が錆びていくので、木造よりもたないかもしれない。

 でも、よく考えると人間の寿命なんて80年そこいらなんだから、35で家を建てたとして、60年もつ住宅であれば充分じゃないか。自分だって今の実家を建て替えたいと思っているわけだから、自分に子供ができるならばその子供はやっぱり建て替えたいと思っているはずだ。まー、家を建て替えなければその分のお金を自分のために使えるから楽しい人生が送れると思うけど、200年もつからとはなから建て替えの選択肢がないというのはちょっと嫌かな。あ、その前に家を建てるためのお金をどうやって出すか、だ・・・
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by hidemite | 2009-02-25 20:26 |
【給湯】 エコキュート小型化の是非
 オール電化住宅に住み始めて2年が経とうとしている。オール電化住宅のウリは光熱費の削減ということだが、本当に削減に寄与しているのかは、電力料金が上がり続けている今ではかなり微妙なところである。私は一人住まいなのだが、建設当時は小型のエコキュートがなかったため、家族向けと同じものが導入されている。とはいえ、結局のところ風呂場と床暖房で使用するため、家族がいようが一人であろうが使用するお湯の量は大差なかったりする。

 深夜料金という仕組みをうまく利用して電気代を抑えているのだが、冬場はそれでも1万円を超えんとする料金になる。私は床に接している時間が長いため殆ど暖房をつけていないから、暖房をつけると確実に超えてしまうだろう。初めて一人暮らししていた頃の2千円という金額を見ることは二度とないのかもしれない。
 しかし先日実家に帰った際に驚いたのは、二人の息子が家を出たにもかかわらず、実家の冬場の電気代は2万円を超えるのだという。それにガス代も加わる。私達が住んでいた頃は下手すると4万円だったということだから、いざ自分が同じ立場になったらと思うと、生活の危機を感じてしまう。確かに今は会社と家との往復だから、昼間は殆ど電気を使う機会がないし、休日も外出しているため、この空白の時間に電気を使うことになれば、光熱費5桁は当たり前の世界なのかもしれない。

 現在、私の1ヶ月の使用電力量は500kWh前後である。そのうちのおよそ7~8割が深夜時間帯の使用電力だ。およその単価が昼間30円に対し深夜10円ではあるが、結局深夜に一番電気を使っているのでその部分の料金が半端ではない。しかもつい最近知ったのだが、燃料費調整額は使用される時間帯に関係なく一律で料金が加算されるということで、これだけで今季はいつもより700円ほどの増額がある。かといって、それじゃあ昔のボロアパートに戻りたいのかというとそうではなく、一度風呂と床暖房の快適さに慣れてしまうと、なかなかこの生活からは抜けたくないと思うのが人間で、ガスを使ったほうがもっと光熱費の増加につながるんだろうなーと無理くり納得させて今を生きている。

 話が散らばったが、エコキュートの欠点をあえて挙げるとすればその設置場所ということになろう。私の家もベランダに設置できるスペースがないことから、タンクが家の中の畳半畳分ほどを陣取っている。今流行の狭小住宅への設置は不可能に近いから、設置場所を選ぶこのシステムの恩恵を受けられる人はそう多くはないだろう・・・と思っていたら既に小型のエコキュートは存在しているようだ(ケンプラッツ:“小型”投入で製品構成はひと段落、エコキュートの開発は第2幕へ)。しかし小型化をすると、貯湯容量を減らさざるを得なく、180L前後の製品が多いらしい。
 小型化の欠点克服の一つの手段として沸上能力の増強が図られているが、ということはつまり「使いたい時間に沸上=電気を使う」と、結局エコキュート本来の機能をフルに使いこなすことができないこととなる。おおよその目安で考えても風呂で200L使用するから、毎日風呂に入る家庭では厳しいかもしれない。シャワーしか使わないというのであればいいけど、床暖房を使えばあっという間にタンクの中が空に近づいていくだろう。とはいえ、2人+チビッコ1人くらいまでなら、昼間のお湯は0円で使えるし、夜まで床暖房は持つだろうから、こまめに気を使っていれば頑張れる人もいると思う。因みに大抵は50L切ると強制的にお湯を増やそうと頑張ってしまうため、冬はそこそこ覚悟しておいたほうがいい。私も一度昼間から日が替わる頃まで床暖房つけっぱなし+風呂をした時に、いつもより早い時間から湯増し作業が始まってしまった。

 だから、そこまでしてエコキュートにするメリットがあるのかどうか、私はかなり疑問である。ラインナップが増えるとより消費者のニーズに応えられるので悪くはないと思うが、ここまでして(小型のエコキュートを入れてまで)オール電化にしても光熱費削減のメリットはあまり大きくないと思われるからだ。まあ、火がないほうが安全・キッチンの作業領域が増えるとか、都市ガスがないのでプロパンを引くためどうせならといったような理由であれば、オール電化を選択する意味があると思うし、その人たちがこれまで諦めていたことを考えると、一定の効果はあるのだと思うけど、光熱費は逆に増えるかもしれない。

 今後物価が上昇していくと、電気代の単価も上がっていくだろう。今でこそエコキュートを広めていくために良心的な料金体系になっているが、もういいかなと電力会社の上の方が決断してしまえばじわりじわりと単価が上昇し、電気以外に選択肢のない環境が悲劇を招くこともある。私は、そうならないように祈ることしかできない。まあ、深夜料金が劇的に上がることはないだろうけど。
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by hidemite | 2009-02-06 18:29 |