A「就職どうすっかなー。」
B「なに、もう悩んでるの?」
A「でも俺もう3年になるし、やっぱり就活3年からやってる人多いでしょ。」
B「そうかー。でも何か考えてんの?」
A「全然。まー、順当に行けば弁護士だろー。」
B「そうだよなー。でも結構弁護士も格差あるって雑誌に書いてあったよ。」
A「そうそう。ピンキリ。弁護士で年収300万は考えらんねーよなー。」
B「それはないっしょ。今司法書士とかもいいんじゃないの?」
A「あー、あれね。でも先見えてるし。年収2千万くらい欲しいよ。」
B「2千万かー。そんなのなかなかねーよ。」
A「やっぱり?税理士とかも儲かんだよなー。」
B「でも独立しないと意味ないんじゃない?」
A「そうなんだよ。あー、どうしよっかなー。」
B「お前何かやりたいことあんの?」
A「ハハハ、ねぇよ。何やっても一緒じゃねぇ?サラリーマンだし。」
B「だよなー。」
A「だから何やったらいいか全くわかんねぇ。もうニートでもいいや。」
B「ニートはやべーだろ。」
A「まーな。」
(しぶやぁー。しぶやぁー。…)
A「じゃー、お互い頑張ろうぜ」
B「ああ、そうだな。」
彼らを馬鹿にできない自分がいる。