本日、「オリバー・ツイスト」を鑑賞。
色々思うところありましたが、一番印象に残っているのは
やはり、女性は強いということ。
ああ、今流行の鬼嫁とかそっちの方向ではありません。
主人公オリバー(男)の何度も辛い立場におかれてもめげない姿よりも、
自身の身の危険も顧みず、オリバーをなんとか助けようとしたナンシー(女)のその姿に
深く心を打たれました。結局殺されてしまいましたが。
私だったら、いや男だったら、同じことができていたでしょうか。
少なくとも私は、傍にいる人にすら何もしてあげられなかったことが多々ありました。
その時点で既に人間失格であったりもするわけです。
同じことができたかどうかという土俵にすら立てません。
純粋な心を持つ主人公は、生き抜くために、様々な人と出会います。
生き抜くために、自分の本意でないこともしなければなりませんでした。
その時代ではこの物語がごく当たり前のことだったのか、わかりませんが、
少なくとも、人は一人では生きていけないということを改めて認識しました。
そして、信じる心は、大切なものでした。