【1日目】 羽田→徳島
 ひょんなことから5月に休みがとれたので、今年はお遍路の続きをしようと四国にターゲットを定めました。特に、徳島はあまり降り立ったことがないので、今回は徳島の一部と、高知、愛媛を巡ることに決めました。鉄道で行きづらいところも多かったため、レンタカーを借りることに。そういえば、四国ではよくレンタカーを借りるなぁ。前回四万十川に行くときも高知から借りていましたね。逆にいうと、それだけ鉄道が発達していないということですが。

 徳島空港へは8時55分羽田発の737を利用。737は久しぶりだなぁと思いながら客室に入ると、思わぬ狭さにガッカリ。新幹線の指定席よりこんなに狭かったっけ?とこれからの旅行が思いやられるなか、予約では埋まっていた隣の席に人が来なかったので、結果的には快適な空の旅に落ち着きました。前日あまりにも準備に時間がかかり、4時間しか睡眠時間が取れなかったので、あっという間に就寝。とはいえ寝ていられるのはほんの1時間で、一応目覚めはスッキリしたものの、きょう一日体力が持つか不安な幕開けとなりました。
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 徳島空港、今は徳島阿波踊り空港と愛称がついていますが、地方空港としては珍しく空港内にセブンイレブンがありました。なかなかこういった小さな空港にコンビニは見かけませんが、飛行機が離発着する時間以外は退屈でしょうから、採算は大丈夫なのかと心配になってしまいます。入り口には阿波踊りのモニュメントが。徐々に旅の雰囲気が出てきました。

 10時30分にレンタカーを借りて、早速似非お遍路の旅、スタートです。実はお遍路のお寺の番号1番は徳島県にあるのですが、きょうは室戸岬のほうへ向かうため、そちらに立ち寄る時間がありません。まずは吉野川南にある17番井戸寺を目指します。一応、お遍路のgooglemapがあるので、それを印刷して持っていきましたが、詳細はカーナビのほうが優秀なので、カーナビ頼りで行動します。ちゃんとお遍路の寺はデータとして入っているんですね。

 そこから16番観音寺、15番国分寺、14番常楽寺、13番大日寺と番号はさかのぼりますが、目指す方向へ向かっていきます。ちょうど1番からぐるっとUターンするルートを逆行している形です。そこからちょっと離れて18番恩山寺、19番立江寺へと向かいます。それにしても、何回かこういった旅をしていますが、市街地から近い場所は人が多いですね。ツアーもあったようで、何度も集団で行動している姿を見かけました。集団を見たときは「これは納経に時間がかかるかな・・・」と焦りましたが、どうやらその人たちはそこまではしないようです。とはいえ、行く所行く所駐車場が混んでいて、1か所では車を停めるのに10分ほど待たされてしまいました。日曜日というのも関係しているのかもしれません。

 そして20番鶴林寺へ。ここからは少々厄介な道のりが続きます。まず鶴林寺は近くの県道から横道に入ると5キロほどの山道を登っていかなければなりません。すれ違う余裕のない道で対向車が来ようものならもう大変。必死ですれ違えそうな空間を探さなければなりません。レンタカーを傷つけないように、ギリギリの戦いを強いられます。そこまで必死に登ってきた割に見晴らしは良くないのですが、一方のお寺は古いながらも堂々としていて、昔の人はよくこんなものを作れたなぁと感心してしまいます。

 21番太龍寺は、さらに山の奥にありますが、いまは麓からロープウェイが設置されていて、駐車場からものの10分でお寺に着きます。昔は車でも山の中腹から30分ほど徒歩で行かないといけなかったようです。まあ素直に文明の利器を利用させていただきます。しかしこのロープウェイがものすごく大きい。添乗員さんの話によると某物置と同規模、100人乗っても大丈夫だそうです。ロープウェイで頂上に着くと、そこにはきらびやかな案内石が。ロープウェイ効果なのか、お金が結構集まるのでしょうか。もうちょっと控えめのほうがいいんじゃないかなぁと思ったり思わなかったり。ちなみにロープウェイからの景色は絶景です。2500円と思わぬ高さですが、まあそれだけの価値はたしかにありました。
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 きょう目指す宿はもう少し先なのですが、実はもう一つ経由できるお寺があります。それが22番平等寺。しかし、21番太龍寺のお参りが終わったのは午後4時半。参拝は午後5時までなので、微妙な時間になってきました。もしダメだったら、明日宿から逆流して行かないといけません。それだけで1時間半のタイムロスになると、明日の行程にも影響が出そう・・・ナビに案内させたら到着予想時刻は奇跡の4時58分!結局道なりも順調でなんとか5時前に到着し、先に納経を済ませてからゆっくりお参りしました。後で見返してみたら、今日だけで10か所も回っていました。こんなの本当のお遍路にはほど遠いのですが、まあサラリーマンでできる限界もあるということで、なんとか許してもらえないかな。

 きょうの宿泊は徳島県南部の日和佐にある「ホテル 白い燈台」。海岸ギリギリに立っていて、なおかつ道路と海岸の高低差が大きいため、ロビーが5階になっています。露天風呂はその下の4階になりますが、そこから見える景色は、一面の海で非常に気持ちがいい。普段の温泉旅行では、多くが山奥の旅館なので、海しか見えない風景は結構新鮮だったりします。まあ本物の温泉ではないのかもしれませんが、一応肌はツルツルになるので悪い気はしません。夜は満天の星空というほどではありませんが、星がしっかり見えるので2度楽しめます。
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 残念なのは、立ち寄り湯が結構遅くまでやっているので、なんとなく宿泊の優越感を感じられません。まあ、毎日観光客がわんさか訪れるような立地でもないので、立ち寄り湯が重要な収入源になっているのだと思いますが、ちょっと忙しないかな。まあ翌日の朝は宿泊者限定なので、ゆったりできるでしょう。まあ、夕食はこんなものかな、というレベル。いきなり肉焼いてね、と言われたのには驚きました。天ぷらもすぐきちゃうし、ご飯の前に最後口にしたものが酢の物ですよ。景色がいいだけに、この2点はちょっといただけなかったなぁ。

 さて、明日もレンタカーに乗って室戸岬経由で高知に向かいます。明日から天気崩れるの、結構嫌なんだよなぁ。何とか寝ている間に通り過ぎてくれませんかね。
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by hidemite | 2015-05-17 23:29 | 徳島から道後温泉
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