【猛暑】 体温よりアツイ夏
 最近の事ではありますが、私も生息しているここ東京では、なんと最低気温が30度を超える日があったようで、ただただ驚くばかりである。最低気温とはその日1日の中で一番気温が低かった時の気温だから、要はこの日は30度を下回る時が一瞬も存在しなかったということになるわけだ。さらには中お隣の千葉県では40度を越えた地域もあるそうで、もう何がなんだかさっぱりわからない。人間の平熱がおよそ36度であるから、風邪引いて熱を出している温度と何ら変わらないのである。

 そんな中、私はこの夏未だ冷房を使用せずに生き延びている。もちろん2年前から愛用している1980円の扇風機には大変お世話になっている訳だが、今この時に冷房を使ってしまうと、この先8月の1ヶ月間は冷房を使用し続けなければならないのではないだろうかという恐怖感が、今にも壊れそうなエアコンのリモコンのスイッチから私の手を遠ざけていく。しかしよく考えてみればこれ以上気温が高くなるということはほぼ考えようが無い状態なので、今冷房をつけても致し方ないと割り切ることもできなくもない。もう今私がスイッチを押さない理由なんて「意地」の2文字が頭から離れて行かない事に他ならない。まあ、きっと友人等が遊びにでも来たらあっさりとつけてしまうんだろうな。

 しかし、朝起きた瞬間からのこの熱気は一日の活力を半減させること間違いナシだ。決まって布団のシーツと枕は湿っており、頭から流れ出る汗は永遠に止まらない。しかも外出した方が幾分も涼しい環境という、まさに角部屋でない故の苦しみを味わいながら着替えをし、いち早く家を出るのだ。駅迄の道程は正に灼熱地獄。「涼しい」なんて言葉は一言も発する余裕など無い状態である。ようやく駅に着き電車に乗ればそこはパラダイス。冷気の効いた快適な空間が待ち受けている。一気に気持ちも大きくなり、満員電車でも全く苦にならない。但しその時点で着ているワイシャツには汗がタップリ付着し、逆に冷気で体が冷えてしまい寒く感じることもままあったりする。とまあ、会社に着く迄にこれだけの体力を消耗するのだから、会社に着いた時には既にHPが危険な状態にある訳だ。もう、仕事そっちのけですよ。

 そういえば昔、未だ私の部屋に冷房が無かった時代、明日のメシに困るような極貧の家庭ではなかったが扇風機も無く、ただひたすら団扇を扇ぎ続け快適を得ていた日々もあった。まあその頃は今と比べたらたいして暑くなく、酷暑日(気温35度を超える日)など劇的に少なかったであろうと記憶している。そんなことを思い出すと、昔に比べて着実に地球温暖化になっているんだなあ、とふと考えてしまう。「地球温暖化」なんて言葉は当時小中学生だった我々にはさして現実味が無かったが、こうやって10年も経つとその意味合いがようやく体験を以って理解できるようになったのである。そうすると、今の小中学生が10年後体験を以って理解するためには更に気温が上がらなければならない。10年後、更にその頃の小中学生が……考えるだけで体が熱くなってくる。

 さあ、いつもならこれからが夏本番。未だ残暑すら来ていないこの夏を、果たして私は乗り越える事が出来るのだろうか。下準備としてとりあえず散髪してみた海の日の夕方。
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by hidemite | 2004-07-22 01:03 | 日常
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