アキレス腱断裂から6週間。4回目のギプス巻き替えとなりました。順調に行けば予告通り、今日から足を着いていいとなるはず。大丈夫かな、と不安な気持ちで病院に行き、まずは松葉杖の足を取り替えてから、処置室に向かいます。
松葉杖は、歩く程度によると思いますが以外に足の減りが早い。座り仕事ですが普通に通勤して、土日ほぼ家にこもりっきり、という生活をしていても、3週間もすれば足が壊れます。前回、4週間は大丈夫かなと目論んでいましたが、2週間と3日で松葉杖の足に亀裂が入り始め、その2日後にパカっと割れてしまいました。一旦割れてしまうとどんなに被せてもすぐ取れてしまいます。
私は日曜大工が趣味だったので、ガムテープとビニールテープを何重にもぐるぐる巻きにして補強し、なんとか乗り切りました。ポイントは足を松葉杖に装着する前にガムテープを巻くこと。足に装着するのがかなりキツイですが、ねじねじしながら入れれば、ガムテープの布の悲鳴の上げる音とともにちゃんと装着出来ます。
病院には2週間に1度しか行かないので、1週間この細工で乗り切りましたが、できることならすぐ替えたかった。まあ、病院に行けば替えてもらえるのですが、松葉杖の足の取り換えのためだけに病院へ行くのも面倒。ということで今回は、壊れる前に2週間で足を取り替えてもらいました。
さて、肝心のアキレス腱の治りは順調ということで、今回は歩けるようなギプスになります。古いギプスを外し、医者から「足洗っていいですよ」というひとこと。これまで取り替えた2回はタオルで拭いてもらうだけでしたが、随分と自由度が増したものです。もしかしたら空いている看護師がいなかったからかもしれませんが。
久しぶりに感じるお湯の感触は、特に感動もありませんが、足をこするとちょっとぬるぬるしている。あんまりボロボロ垢が出てくる感じはないなあ、と思っていたら、踵がとんでもなくボロボロになっていました。足をひっくり返して見られないので何ともわかりませんが、タオルで拭くと白いタオルが真っ黄色に。できれば石鹸で洗いたかったのですが、そこまで贅沢は言えません。
歩けるギプスとはいえ、巻き方は今までのギプスと殆ど変わらず、足裏部分をちょっとだけ分厚くする程度。そこにゴム状の踵を付けます。「これで足つけますので」とは随分簡単だなぁ、と思いながら恐る恐る足を着ける。大丈夫かなという気持ちのほうが勝り、松葉杖にかける体重があまり変わりませんが、両足が地に着ける喜びはものすごく大きい。
さあ、いつから歩けるようになるのでしょうか。