街の様子がまるっと見えて、「今度行く場所はこういうとこか」という下調べにも使え、「そうそう、小学校の通学路はこうだった」「あれ、ここは変わってしまったんだ」と昔を懐かしむこともできるgoogleストリートビュー。そんななか、先日から
福島県浪江町でのストリートビューが公開された。浪江町は東日本大震災後の原発事故を受けて、今も立ち入りが制限されているが、浪江町長の協力により、原発事故後の浪江町の姿がそのまま公開されている。今も手付かずという表現は、まさにこの地域に言える表現で、ガレキすら処理できていない無残な状況が垣間見える。テレビの報道の様子を見る限り、他の地域もようやく更地になった、という場所も少なくない。震災から2年。東京に住んでいると全然気付かないが、震災からの復興は殆ど進んでいないんだなぁ。